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インドネシアでは生き方を学ぶためにビットコインとドージコイン、ブロックチェイン・テクノロジーを用いる学校が存在するという。

ビットコインとブロックチェインで生き方を学ぶとはどういうことかと思った方は多いのではないだろうか。そう、この学校は通常の学校とは異なり、経済学や環境保護、エネルギーの枯渇問題や移民問題などを実践的に学ぶカリキュラムを備えている。

現在未就園児から高校生まで400人以上が在籍するこの学校は名をグリーンスクールといい、2006年にジョン・ハーディとシンシア・ハーディによって創設された。豊かな自然に囲まれ竹で出来た校舎では、有機植物栽培をはじめとする様々な活動を実際に行い、世界中のどこでも競争力を持ち、生き抜く能力を身に付けるための実践的な教育が行われている。

 

新たな学習のパラダイム

ハーディ氏は、この独創的な教育を通じて新たな学習のパラダイムを起こそうとしている。グリーンスクールの環境保全研究員であるノアン・フェスノークスはビットコインを用いた教育のコンセプトについて次のように語る。

“土地を所有し環境保全を図ることは、したいことをする自由を犠牲にする必要があるかもしれないというジレンマを再現しようとしました。そのためには、グリーンスクール内で機能する通貨が必要であり、ビットコインやドージコインは最適です。暗号通貨は10歳の子供でも口座を持つことが出来ます。”

グリーンスクールでは、Block.ioのウォレットを用いている。Block.ioではビットコインだけでなくドージコインやライトコインにも対応しており、マルチシグネチャにも対応しているため最適だという。また、生徒はドージコインを送り合って楽しんでいるとフェスノークス氏は語った。ドージコインはビットコインのような小数点以下のやり取りを気にする必要がなく、大きな値のやり取りができるので生徒にも教師にも好評だとのことだ。

ハーディ氏は最後に次のように語った。

“グリーンスクールの生徒は、カリキュラムの中で海面上昇や炭素税、独裁政権、無秩序状態、そして戦争の脅威に直面しています。彼らは暗号通貨を用い、それらの問題の対策への予算割り当てを行いスプレッドシートを作成しました。また、彼らは観光地産業の促進化のためにウェブサイトを構築しています。”

グリーンスクールの試みは、インターネット化が進む国際社会において世界のどこでも生活出来る人材を輩出しようとする革新的事業だ。特に、新興国においては高等教育が受けられない子供や、テロの脅威に晒される子供が非常に多く存在する。暗号通貨は国家のしがらみから解放され、世界中のどこででも通用する価値の交換手段であることから、銀行口座を持てない人々にとって国内外問わずインターネットを介した平等な評価を受けられる唯一の手段となる。

そして、ビットコインは単に通貨ではなくブロックチェインテクノロジーの上に構築される最先端のIT技術だ。これが意味するのは、ビットコインの教育を受けた子どもたちは最先端のIT技術を会得した最先端のエンジニアであり、今後世界の中枢を担う人材であるということだ。たった今、彼らは暗号通貨という武器を手に入れることで、先進国に倣わず更に進んだ金融システムを構築する未来を得たのではないだろうか。そして彼らは先進国の仲間入りをするのだ。

この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
monacoin:MTn7hiNovBHyN7gjtvD1Hh7W96Zmghp41B
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