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仮想通貨の世界では、もはやデファクトスタンダードともいえる資金調達手法、ICO(Initial Coin Offeringの略)に、ニューヨークの著名ベンチャーキャピタリスト、ティム・ドレイパー氏が初参加することを公式に表明した。

ドレイパー氏が初めて参加するICOに選んだのは、テイゾス(Tezos; Tay-zos)と呼ばれるブロックチェーン・プロジェクト。テゾスは、ヘッジファンドでの勤務経験をもつアーサー・ブライトマン、キャサリン・ブライトマン夫妻が考案者として開発をリードし、ブロックチェーンの開発ガバナンスを分散化することを命題においている。

公式サイトの概説によれば、テイゾスはプロトコルの変更に対して「報酬」を与えることで、コードへのコミットを促し、一部のコミッターに権限が集中することを避けたいと考えているようだ。これを実現する技術として、スマートコントラクトが用いられる。テイゾスにおけるスマートコントラクトは、コードのバグを起因として大量の資産流出に遭ったThe DAOと同様、コードをデプロイしプロトコルを自己修正する仕組みをもつ。The DAOと異なるのは、The DAOがイーサリアム上のスマートコントラクトであったのに対して、テイゾスはそれ自体がブロックチェーンである点だ。

ドレイパー氏は、同氏の会社の一部資産を切り崩して投資を実行したようだ。

ICOは新規株式公開(IPO)にちなんで名付けられた仮想通貨特有のクラウドファンディング手法。ブロックチェーン・プラットフォーム上で利用することが想定された仮想通貨トークンをプロジェクト開発チームがローンチ前に売り出すかわりに、開発資金を調達するために用いられている。売り出されたトークンは、プラットフォームがローンチする前に仮想通貨取引所に上場することが殆どだが、実際にプラットフォームが稼働にこぎつけることは稀である。

なお、ICOの日程は5月22日午前6:00(UTC)であり、テクニカルペーパーに関しては中国語版も用意されている。

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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