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ビットコイン決済大手BitPayが、SegWit2xを支持することを正式に表明し、物議を醸している。

ことの発端は今月17日、SegWitのデプロイを受けてBitPayがブログに掲載した内容だった。同社が開発したオープンソース・ソフトウェアBitcoreのユーザーに対し、二重支払いなどのリスクを防止するためにノードを更新し、BTC1ソフトウェアをダウンロードするよう推奨したのだ。BTC1ノードの採用は11月にマイナーがハードフォークを予定しているSegWit2xプランの支持を意味し、コア開発陣やユーザーの大部分に支持されている現行のBitcoin Coreを拒否することにもなる。

SegWitのデプロイが起因でノードを更新しなければ安全性リスクがあるというのは事実を誇張しており、不要な不安を煽ることでSegWit2x支持へ誘導しているとして、コミュニティの間で批判が爆発。Twitterでは同社のサービスをボイコットすべきとの声まで上がった。

この混乱を受け、BitPay創業者のスティーブン・ペア氏は同ブログで25日釈明し、同社の公式見解を明らかにした。

我々の開発のためには骨格として機能する単一のブロックチェーンが必要だ。そのブロックチェーンは安全かつ流動性や高可用性がなければならない。高可用性とはつまり、大多数のハッシュレートをもつチェーンと同期する必要があるということだ。少数派のチェーンは安定性が低く、思いがけず停止する恐れもある。サービスの中断は我々や顧客にとって許容できることではない。

BitPayのみならずSegWit2x支持の大手企業は多い。最近はマイナーだけでなく大企業も政治力を利用し、ビットコインの派閥争いで影響力を高めているとの声もある。

ちょうど今回の件のタイミングでコア開発陣は、GithubリポジトリのリストからBTC1ノード開発のリード・プログラマーであるジェフ・ガージック氏を削除した。彼がコアでの開発に数年関わってないからだというが、SegWit2x派の象徴でもあるガージック氏をこのタイミングで追放することで、SegWit2x派の政治的な動きをけん制する狙いとも見て取れる。

11月のハードフォーク懸念が少しずつ加熱しはじめてきた。それとともに、コア陣とSegWit2x陣とのバトルも激しさを増しつつある。


BitPay

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