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カナダ最大の銀行ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)は、Hyperledgerブロックチェーンを用いた米国−カナダ間の国際送金の実証実験を、すでに数週間実施していることを明らかにした。

この実証実験は、既存の送金システムと並行して陰で実施(シャドー)されており、国際送金をリアルタイムにモニターしている。トロントの研究所で6ヶ月前から開発されていたもので、既存システムを入れ替えることなく、ブロックチェーン技術のポテンシャルを探る。同行副総裁マーチン・ワイルドバーガー氏は次のように語った。

「シャドー・レジャー(陰の台帳)を用いることで、我々はこの最新技術がまだ適用には時期早々であることを理解しながらも、技術開発のリーダーシップを取ることができる」

RBCはまた、来年からブロックチェーンを用いたロイヤルティ・プログラムを開始する予定だ。特に企業のプログラム参加のスピードアップ化が期待できるという。ロイヤルティ・プログラムのように顧客の資産が直接危険にさらされないリスクの低い分野から、ブロックチェーン技術を採用していくつもりだという。

カナダはブロックチェーン技術をオープンに受け入れるものの、実際の運用にはやや慎重な姿勢のようだ。

昨年、カナダ中銀と大手銀行はR3コンソーシアムと提携し「Project Jasper」と呼ばれる実証実験を実施していた。カナダドルをトークン化した「Cad-Coin」を用いた銀行間決済だ。しかし、中銀の担当者は今年5月には、国内送金にブロックチェーンを使うつもりはないことを明言し、こう語っている。

「ブロックチェーンが銀行に採用されるまでには数多くのハードルがあるが、ブロックチェーンが支払システム全体を支える時が、いつの日か来るかもしれない」

cointelegraph

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