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ニューヨークを本拠地とするブロックチェーン・スタートアップのR3は、XRPのオプションを行使を試みたがXRPの発行元のRippleが拒否し、同社はRippleを提訴するに至ったとロイターが報じた。R3は2016年9月にRippleとパートナーシップを結び、その一部にオプションの保有が含まれていた。

R3が保有していたオプションの内容は、2019年9月までの間に1XRPを0.0085ドル(0.92円)で最大50億XRPを購入できる権利だ。Ripple側はパートナーシップに不備があったとして、このオプションの行使を今年7月に拒否していた。

Rippleはオプション行使の拒否理由として、R3に対してパートナーシップ提携時に交わされた技術共有及び開発に対するコミットメントが不足していたと主張している。このことからRippleはR3に対して、R3のオプションが無効であるとしてサンフランシスコのカリフォルニア州裁判所に逆提訴している。

仮想通貨業界自体の盛り上がりもあり、今年に入りXRPは現在0.22ドル(23円)ほどの価格で推移している。R3がオプションを取得した去年と比べ、3,000%以上価格が上昇した格好だ。R3はオプション行使で多額の資金を取得したい考えだったが、Ripple側もここまでの急激な価格上昇は想定外だったのかもしれない。

R3とRippleには共通項が多く既存の銀行システムを発展させた国際間でのネットワークの構築を念頭に置いているため、ビットコインのような完全な個人間取引のP2Pネットワークと一線を画している。両社はブロックチェーンを活用した国際送金や取引データの管理ソリューションの開発などを進めていた。

R3は2015年に銀行や投資銀行からのサポートを得て、現在は80のグローバル金融機関がプロジェクトに参加している。しかし大手投資銀行のゴールドマン・サックスは2016年10月にJPモルガンは2017年4月にそれぞれ離脱を発表していた。Rippleはパートナーシップを通じてR3の大手金融機関とのネットワークを利用し、自社のサービスを売り込む狙いがあった。

Reuters

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この記事を書いた人

真田雅幸
真田雅幸
decentralize システムに興味あり。仮想通貨リサーチャー。 大学で経済学を学び仮想通貨にフリーマーケットの可能性を見る。