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Bitcoin CoreとBitcoin Unlimitedの対立の裏側で、UASF(User-Activated Soft Fork)と呼ばれる実装提案が話題を呼んでいる。

UASFはShaolinflyと名乗る人物がメーリングリストで提案した実装で、BIP148に詳細が記載されている。これは、「フラグデイ」と呼ばれる設定期日を境に、version bits(BIP9)で定義済みの特定のソフトフォーク提案が「もし有効化されていない」場合、強制的にデプロイし有効化する技術だ。

フラグデイ自体は新しいものではなく、過去には今一般的に利用されているP2SHのソフトフォーク(BIP16)の際にも用いられたことがある。UASFは、Segregated Witness(セグリゲイテッド・ウィットネス;segwit)を有効化するために提案された。というのも、SegWitは2016年10月よりマイナーによるブロック投票(BIP9)が開始されたが、BUクライアントによるハードフォークを支持するマイナーの出現により、SegWitの支持率は30%を超えることが暫くの間なかったためだ。

SegWitは2017年11月までに95%の支持を集めなければ有効化されず、「支持率未達」となりプロトコルからリジェクトされることになる。

Bitcoin Coreの開発者らの大半は現状、UASFにそれほど関心を抱いていない。しかし一部のコミュニティや開発者、事業者はUASFを用いた強制的なソフトフォークに希望を見出している。

BitFuryはその中の一社だ。同社は3月24日頃よりUASFを支持するメッセージをブロックチェーン上で発信しており、UASFの啓蒙を図っている。現状、BitFuryの声明は政治的な主張に留まり、これがUASFの有効化に影響を与えるわけではないことには注意したい。


BIP 148
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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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