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インドの中央銀行であるインド準備銀行は、同中銀の研究機関である銀行技術開発研究所(IDRBT)を通じて、インド国内の銀行とNational Payments Corporation of India(NPCI)の共同によるブロックチェーンのトランザクション試験を実施した。

インド準備銀行は、昨年夏にシンガポール金融管理局(MAS; シンガポールの中央銀行)とブロックチェーンの技術開発に関するパートナーシップを締結。同国内の金融機関に対してフィンテック研究の促進を働きかけるなど、新技術の推進には意欲的な姿勢を見せていた。

同副総裁であるR Gandhi氏は、プロジェクトの後にIDRBTを通じて発行されたホワイトペーパー「Applications of blockchain technology to banking and financial sector in India」の中で、ブロックチェーンは「複数の組織が参加するネットワークの非効率性とリスクに対処する技術であり、社会で広く利益を享受できるだろう」とし、20年来のレガシーな金融アプリケーションシステムを破壊するポテンシャルを秘めていると述べた。

実証実験においては、中央銀行や金融機関向けにブロックチェーンソリューションを提供するMonetaGo(NY州)が技術提供を行なった。ブロックチェーンの基盤として採用されたのは、IBMが開発するオープンソースの分散型台帳技術(DLT)である「Hyperledger Fabric」だ。MonetaGoは、Fabricを用いたEIPS(Enhanced Information Payments System)ネットワークを開発し、NPCIが現在利用している即時支払いサービス(IMPS)を通じたブロックチェーンのトランザクションとプロトコル性能を試験した。

MonetaGoのCEOであるJesse Chenard氏は、どの実証実験も2社間に限定したものであることから、「現時点において、ブロックチェーンを一社が採用したとしてもネットワーク効果が得られることはないだろう」とし、「誰もが同一の環境でテストし始めることで、はじめて(ブロックチェーンの)ネットワーク効果が得られる」と話した。

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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