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韓国のスウォン地方裁判所は、9月8日に行われた裁判で、警察が違法にポルノサイトを運営していた男から押収したビットコインを、不適切な押収物として男に返却するよう指示した。警察はビットコインが違法ポルノサイトの収益の一部であるとして、管理人のパソコンからビットコインを押収していた。

今回捜査されたのはavsnoopというポルノサイトで、120万人のユーザーが登録し19億ウォン(約1億9千万円)の収益を上げていた。同サイトは会員制で、南キョンギド警察署は違法取得物として216BTC(約1億円)を押収した。韓国で仮想通貨が捕り物の舞台となったのは初めてだ。

BTCを返却するよう指示した理由として裁判所は、ビットコインは現金とは異なり電子データであるため、公平な価値の査定が難しいと判断したとのこと。また同サイトの運営者は適切な収益報告を怠っていたため、ビットコインが会員から集められたものであると断定するのも難しかったという背景がある。

今回の判決には、ビットコインに対する法整備が整っていないことも影響している。韓国政府はビットコイン規制の枠組み作りに取り組んでおり、来年の施行を目指している。既存の法律ではビットコインに適用できる法は存在せず、現在はグレーゾーンであることを今回の判決は暗示している。

その一方で、韓国では仮想通貨取引所の出来高が急激に増えている。イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)などのアルトコインのウォン建ての取引高は突出して高く、ETHの25%、XRPの27%がウォンで取引されている。

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この記事を書いた人

真田雅幸
真田雅幸
decentralize システムに興味あり。仮想通貨リサーチャー。 大学で経済学を学び仮想通貨にフリーマーケットの可能性を見る。