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アクセンチュアは、アジア太平洋地域(APAC)において、金融機関のブロックチェーンへの取組みが今後数年の間にさらに高まると考えている。同社が最近公開したフィンテック業界の動向分析と業界予測について書かれたレポートによれば、ブロックチェーンは有形資産の流動化において多大なポテンシャルがあると述べている。

既にNASDAQがブロックチェーンを使った未公開市場プラットフォーム「NASDAQ Linq」を公開していることや、UBSがブロックチェーンによるクリアリング・セトルメントの効率化を図るCleamaticsと組み「Settlement coin」の開発に取り組むなど、ブロックチェーンはとりわけ決済や証券といった旧来的なインフラ基盤を置き換える技術として大々的に注目されているようだ。

欧米を中心に、世界トップの金融機関がブロックチェーンの技術の研究チームを発足し活動を続け、また9月にはニューヨークのFintechスタートアップR3Cev主導でJPモルガン、クレディ・スイス、MUFG、みずほなど25行からなるワーキング・グループが組成された。そうした背景から、アクセンチュアはアジア圏においてもコンプライアンスや規制要件を満たしつつバックオフィス業務の効率化に役立てることができるブロックチェーンの技術は重要なものになると予想する。

「ブロックチェーンはスタンドアローン型のテクノロジーとして、銀行やクレジットカード会社に対しより早い決済を行うバックボーンシステムを構築することができます。トランザクションの高速化をもたらし、時間的リスクから生じるカウンターパーティリスクを減少させ、その結果ファンドマネジメントの効率化に繋がります。」

アクセンチュアは今年7月、APACにおけるフィンテックの増進を図るためゴールドマン・サックス、UBS、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチなどと共同で、ビットコイン企業のBitspark、BitXの2社を含む全7社による3ヶ月間のアクセラレータ・プログラム「フィンテック・イノベーションラボAP2015」を開催した。

レポートによればアジア太平洋におけるフィンテック系投資は、2014年には879Mドルだったのが2015年には3,464Mドルになり、すなわち、およそ4倍ほどにまで膨らんでいることがわかる。アクセンチュアは、この傾向が今後数年続くと予測しており、ブロックチェーン、クラウド、サイバーセキュリティといった分野へ特に資金が流入するだろうと締めくくった。


Accenture – Fintech APAC Invest PoV

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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