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スタートアップ・アクセラレータであるBoost VCの創設者アダム・ドレイパーは、ビットコインと投資家の間に「相反する感情」があると考えているようだ。CoinDeskのインタビューに答えた。

アダムは昨年末、計200社のポートフォリオのうち、半数をビットコイン関連企業にすると宣言し、マーク・アンドリーセン、ティム/ビル・ドレイパーらから出資を受け660万ドルのファンドを組成。シードラウンドに投資実行した52社のうち、宣言どおりおよそ半数がビットコイン/ブロックチェーン・スタートアップで占められている。

そうした立場からか、アダムはブロックチェーンに強い関心を抱く金融機関や投資家から多くの相談を受け、説明したという。しかしながら彼らは「ビットコイン」がブロックチェーンの根幹的なロジックを備えているにもかかわらず、その単語を忌避し、「ブロックチェーン」の技術だけを取り入れたいと考えているようだ。

「私が”ビットコイン”と言うと、彼らは最悪の言葉を聞いたような顔をします。しかし”ブロックチェーン”と言うと途端に興味を示し、真剣に耳を傾けようとします。そのため私は、彼らに対して”ビットコイン”という言葉は使いません。」

アダムはしかしながら、ビットコインを捨てたわけではない。むしろ、彼の考える「ブロックチェーン」とは常にビットコインで用いられるブロックチェーンのことだ。決済プロトコルとして考えた場合には、最終的にすべてのブロックチェーンがビットコインに接続する必要がある。「ビットコインからブロックチェーンに関心が移ることは理にかなっています。これはすべての基礎となる技術です。」アダムはそう付け加えた。

また、近年ビットコイン企業への投資が減少している理由についてアダムは、NYDFSによる規制が具現化したことと、仮想通貨以上に仮想現実に注目が集まっていることを挙げた。しかしながらアダムは、こういった状況の変化がありながらもビットコイン、そしてブロックチェーンの可能性に疑いを持っておらず、「戦略に変更はない」と強気の姿勢を見せている。

「ビットコインのブロックチェーンこそがブロックチェーンだ」

アダムの父親であるティム・ドレイパーも、ビットコインに強い期待を抱く著名投資家のひとりだ。ティム・ドレイパーもこれまで、公開されている投資情報だけで既にビットコインスタートアップ12社に対して投資、また昨年7月にはUSMSによるシルクロード押収ビットコインの競売で30,000BTCを勝ち取り大きなニュースとなった。


CoinDesk – Adam Draper: Investors Don’t Want to Hear the Word Bitcoin

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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