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米赤十字社(American Red Cross)は、ビットコイン決済代行サービスBitPayと提携し、ビットコインの寄付を受け入れることを発表した。ビットコインの寄付については一切手数料を取らないとBitPayは述べており、米赤十字社は中間マージンや銀行送金手数料なしで寄付金を全額受け取ることが出来る。

“Introducing the American Red Cross to the bitcoin community is really going to showcase the generosity of this new group of consumers.”
ビットコインコミュニティへ米赤十字社を招き入れることで、新たな消費者グループの寛大さを実際に披露することになるでしょう。

BitPayのNPO部門を率い、ビットコイン財団のボードメンバーでもあるエリザベス・プロシャイは、ビットコインと寄付が相乗効果を生むだろうと語る。

“Bitcoin users are extremely passionate people who are looking to put their bitcoin towards good causes. I’m sure the community will be excited to have such an established charity to donate to.”
ビットコインユーザーは、良い効果を生むためにビットコインの使い道を探す、極めて情熱的な人々です。私は、コミュニティが寄付を通じ存在感を示すことで、活性化されるであろうと確信しています。

赤十字社は1863年に設立された、世界最大の人道支援組織だ。これまでも様々な方法で寄付を募ってきたが、その方法のひとつとしてビットコインが加わった。BitPayのシステムを通じて行われる寄付は、これまで感じたことがないほど簡単で、1円単位から寄付することの出来る、世界ではじめての体験を提供するだろう。

ビットコインと寄付は相性が良い

街頭でNPO団体を名乗る人々が被災地への寄付を募る光景を、誰もが一度は見たことがあるだろう。そして思ったことはないだろうか。「あの募金はどういう経路で被災者に届けられるのだろうか?ちゃんと届いているのか?」と。募金活動は今、義捐金や活動支援金として集められた資金の流れの透明性を強く求められている。

ビットコインは匿名性が高いと言われることも多いが、正しい使い方をすれば最高の透明性を極めて低コストで担保可能なシステムだ。

例えば、私のアドレスをBlockchain.infoで検索してみると、すべての取引を確認することができる。どのアドレスから送られてきたか、どのアドレスへと送られたかすべてが筒抜けだ。寄付金の透明性を担保したいのならば、ビットコインを利用しない手はないだろう。

それに、何よりもビットコインの送信は非常に簡単だ。クレジットカード番号を手入力する手間も、海外送金にかかる手数料も、銀行に行く手間も必要ない。ウェブサイト上、あるいは店頭で公開されているビットコインアドレスに、自分のビットコインウォレットから任意の値を送信するだけでいい。

そもそも「少額で救える命がある」というのであれば、海外送金にかかる手数料で何万人が救えるのだろうと考えてしまう。そんな無駄はいらない。寄付にこそ、ビットコインを使うべきだ。

この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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