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ロシアの中央銀行であるロシア銀行が、Masterchain(マスターチェーン)と呼ばれる金融メッセージングシステムを用い、最初のテストを完了したことがわかった。

Masterchainは、イーサリアムベースの分散型台帳システム。今年7月にブロックチェーン・コンソーシアムを組成した決済会社Qiwiと、民間としてはロシアで最大規模を誇るズベルバンク、アルファバンク、ティンコフバンクなどが参加し共同で開発した。

プロトタイプは、金融機関を含むそれぞれの市場参加者が相互に金融メッセージングをやりとりすることを目的としたネットワーキングツール。データのトランザクションが実際に発生したかをリアルタイムで確認できたとのことだ。

「我々は、今回開発したMasterchainにおいて、銀行間で相互に作用するトランザクションを行いその適用可能性をテストした。」と、ティンコフバンク情報技術部門副長のヴャチェスラフ・ツィガノフ氏は声明の中で話した。「Masterchainは、現在金融機関が接続している市場の生態系において、各参加者がアトミックに執行可能かつインテリジェンスな契約を記述することが可能です。」

これまでにも中央銀行がブロックチェーン、分散型台帳技術について検討を行なってきた経緯はあるものの、中央銀行が直接プロジェクトに加わり実証実験に立ち会ったのは極めて異例のことと言える。

ロシア銀行オルガ・スコロボガトワ副総裁は、次のように語った。

「プロトタイプの開発と規制当局、市場参加者による協調は、特異なテクノロジーを利用することによるリスクの軽減と潜在的な可能性の模索、もたらされる効用の理解を促進し、意思決定を手助けするでしょう。

Masterchainは、ロシア銀行が立ち上げたコンソーシアムです。我々はMasterchainのプロトタイプを新時代の金融インフラストラクチャの要素として利用していくことを考えています。」


ロシア銀行
ティンコフバンク

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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