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アフリカの銀行たちはフィンテックの波に乗り遅れたが、モバイル通信会社サファリコムのM-Pesaの台頭により、アフリカに住む人々のための金融サービスが身近なものとなった。そして今、銀行はこの苦境を逆手に取り、アフリカをビットコインやブロックチェーンを用いた新たな金融サービスを構築するための実験場として見ているようだ。

フィンテックによって引き起こされた混乱は、今やシリコンバレーだけでなく、世界中の政府や金融機関を巻き込んだ一大プロジェクトの様相を呈している。銀行の多くは、これまでに瀕したことのない危機に対抗すべく、ブロックチェーンを含むフィンテックアプリケーションの開発に総力を掛けて取り組んでいる様子が見られる。

ビニー・リンガム、南アフリカ出身の連続起業家(Gyft、Civicの創業者)は、ビットコインやブロックチェーンのディスラプションによって、真っ先に淘汰されるのはアフリカのような金融インフラの整っていない地域の銀行であると話す。

「アフリカの銀行は、世界中のどこよりも早くディスラプトされることになるだろう。ブロックチェーンやビットコインのような送金プラットフォームがあれば、あなたは銀行やブローカーなどを信頼しなくてもいい。モバイルはアフリカのコミュニケーション手段をリープフロッグさせ、ブロックチェーンはこんにちの金融インフラの多くをリープ・フロッグするだろう。」

バークレイズのエアリス・ルイス氏によれば、「ブロックチェーン技術」はこの100年の間でアフリカで起こったことの何よりも大きな「政治的」、「社会的」なインパクトを与えられる可能性があると話す。また、デジタル通貨がアフリカ諸国に採用されることで、政府による汚職を減少させ、人々にとって透明性が高くコントローラブルな通貨を実現できるとのことだ。しかし同時に、ルイス氏はそれを実現するまでに長い歳月が必要になると話した。

「10年掛かる。ブロックチェーンではなくインターネットがだ。数カ月前にティム・バーナーズ・リーと話した時、彼は10年で世界中の誰もがインターネットにアクセスできるようになると予想した。つまりそれは、デジタル通貨経済が真に実現するために必要な年数だ。」


Quartz

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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