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ドイツ生まれのビットコイン取引プラットフォームBitcoin.deは、同じくドイツの先進的なネットバンクFidorとシステムの統合を行ったことを発表した。これにより、Bitcoin.deはFidorと直接接続され、より安全なユーロの入出金ならびにビットコイン取引を行うことが出来るようになった。

プレスリリース:FIDOR Bank und Bitcoin.de führen Bitcoin Express-Handel ein

Fidorは統合に伴い「Smart Giro Account」を新設した。FidorとBitcoin.deシステムの利用者はこのアカウントの「エクスプレストレード」機能を利用することでユーロービットコイン間の変換を即時に行うことができる。

FidorとBitcoin.deのシステム統合の背景には、Fidorが昨年5月に締結したリップルラボとの業務提携により、銀行業務インフラにリップルプロトコルを導入したことがある。リップルはビットコインとよく似た仕組みのデジタル通貨で、銀行業務を誰でも安全に、低コストに行うことができるようにデザインされている分散システムだ。リップルプロトコルは仕組み上どうしても企業への信用が求められるが、既に信用が築かれた企業に導入するには極めて有効なものとなる。

Bitcoin.deは次のように述べている。

“規模が小さく海外から運用している非正規のビットコイン取引所における顧客資産は、一般的には取引所の運用会社の銀行口座に安全でない状態で維持されています。このような運用方法は、外部からのハッキング、または香港の取引所が詐欺を働いたように、顧客資産を全損させるリスクに晒します。これらとは対照的に、Bitcoin.deの資産は統合されたFidorの銀行口座に保管されています。”

また、Bitcoin.deはハッキングなどの攻撃にあって資産が失われたとしても、Fidorにより10万ユーロまでを保証すると宣言した。

 

資金転送に0秒、30時間掛かった送金作業は過去のもの

“従来では、買い手が他国、および他銀行の売り手のアカウントから手動で資金転送しようとしたら、最速でも30時間は掛かりました。新しい「エクスプレストレード」では、そのような待ち時間とはおさらばです。”

Bitcoin.de上で行われる取引は、すなわちFidor上で行われる取引であり、ビットコインを銀行口座へと送金することで給与や家賃、公共料金の支払いに使用することができる。これらの口座間転送は、シームレスに、リアルタイムに行われている。

これは単にビットコインだけの問題ではない。金融とITの融合の最先端を往く試みであり、想像を遥かに超えた効果を生み出す可能性がある。

Fidor銀行のCEOであるマティアス・クローネは次のように語った。

“ビットコインのような事業は、革新的な環境であることを踏まえた上で、最優先に考えなければならないのはユーザーに長期にわたって親しまれ、安心できるような提案をすることです。銀行と取引所の統合は、大幅にセキュリティを強化し、通貨転送の迅速化を促進することでしょう。”

この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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