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ブライアン・アームストロング氏、ビットコインのウォレット、決済、取引所などを運営し、ニューヨーク証券取引所やBBVAなど大手金融機関などから合計106.71Mドルを調達したCoinbaseのCEOは、ビットコインのエコシステムにおいて大きな影響力を持つ人物のひとりで、ビットコインの熱心な信奉者としても知られている。

アームストロング氏が最近受けたインタビューの中では、給料はビットコインで受け取り、ビットコインが利用可能なデビットカードにチャージし、日々のショッピングを行なうほどだと答えている。

一方で、現在もなお議論が続くスケーラビリティ問題に対しては、既存の開発体制に警笛を鳴らすなど、両手を上げて賞賛しているわけでもない。コア開発プロセスの合意を取るため、2月の終わりに急遽開催されたサトシラウンドテーブルを経て、「ビットコインコア(チーム)が唯一ビットコインの開発に取り組むことは、あまりにも巨大なシステミックリスクであることがわかった」とMediumで語っている。

しかし、それでもアームストロング氏はビットコインに強気の姿勢を保っている。そのわけは、ユーザーのユースケースに徐々に変化が現れ始めているからだという。アームストロング氏によれば、Coinbaseが立ち上がった2012年から2014年までの間、ユーザーの用途は95%が投機目的だったという。ビットコインの決済利用はわずか5%程度と極めて小さな割合だが、今では決済に利用するユーザーの割合は、20%まで膨らんでいるという。

「この流れは今後も続き、いずれ決済が主流になる」と語るアームストロング氏だが、すぐにはこの変化は起こらない。「10年、ゆっくりと時間をかけて投機から決済ネットワークへと移り変わるだろう」

また、産業をまたいだブロックチェーンへの取組みに関して、次のように述べた。

「ビットコインとブロックチェーンは切り離せない技術と思っている。一部の金融機関は、銀行間決済のようなものにブロックチェーンを利用しようとしていて、多分、今よりはずっと改善するのだろう。しかし、世界を変えることはない。もっとパブリックなビットコインのブロックチェーンに目を向けるべきだ。私にとって、これはプライベートなそれよりもずっとエキサイティングなんだ。」

ところで、Coinbaseは最近、同社の取引所を「Coinbase Exchange」から「GDAX」へとリブランディングすることを明らかにした。Global Digital Asset Exchangeの略称だ。GDAXは米国時間の24日にローンチする予定で、ビットコインのほかの暗号通貨、Ether(イーサリアム上の通貨; ETH)を加える予定となっている。Etherは直近の一週間で50%近く上昇し、いまも暗号通貨コミュニティの注目を一身に集めている。

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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