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香港に本拠を置くビットコイン取引所大手のBitfinexが、盗難にあった119,756BTCを取り戻すため、6,000BTC(4億円相当)の懸賞金を懸けることを発表した。

Bitfinexはすべてのユーザーへハッキング被害の保証として独自のトークンBFXを発行しており、ユーザー保護対応にも注目が集まっている。ユーザーはそれぞれの資産から一律約36%カットされ、その補填としてBFXが充当された。Bitfinexは8月10日よりExchangeサービスを再開し、現在はBFXのトレードも可能だ。アメリカのユーザーはBFX売却のみ可能で、購入はできず、これはアメリカとBitfinexの本部がある香港との規制の違いに配慮したものとみられる。

BFXは取引開始から売りが殺到し、開始価格1$から8月12日現在で0.28ドルで推移しており今後の価格推移が気になるところだ。

Bitfinexは現在、ハッキングの原因究明と共にセキュリティ管理の見直しを進めているようだ。その中には今回のハッキングの主な原因となった、ビットコインのホットウォレットの管理方法の見直しが含まれている。今後はマルチシグを用いたコールドウォレットにビットコインを移し、必要最低限のビットコインだけを再びホットウォレットで管理。また外部の第三者監視機関とも連携し、セキュリティ強化に努めること発表した。

Bitfinexは公式声明として次のようにコメントしている。

「我々には多くのハッキングに関する質問が寄せられているが、現在調査中であり答えることはできない。被害報告や損害回収プランなどが明確になった後発表する予定だ。今回のハッキング事件は非常に残念であるが、我々は引き続き自信を持ってビットコイン取引所を運営し、ユーザーへの損害賠償に努めていく。」

今回のハッキングに対するBitfinexの対応は興味深い点が多い。BFXを発行しなければ倒産の道を辿っていただろう会社が債務をトークン化し、さらに仮想通貨として取引可能にしたことは前代未聞であり、どのような結末を迎えるのか誰にも予想がつかない。

ここ最近は仮想通貨の価値が上昇してきたため、仮想通貨を狙った盗難事件が多発している。

アップルストアーでは偽物のビットコイン・ウォレットのBreadwalletが発見されている。Breadwalletの偽物は本家と同じ名前でロゴやアイコンも全く同じものを使っており、ダウンロードしたユーザーから預けていたビットコインが無くなっているとの報告があり事件が発覚した。その後の調査で約200万円ほどの被害があったことがわかっている。

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