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暗号通貨関連スタートアップBitGold Inc.が、2015年Q1のサービスローンチに向け、350万ドルの資金調達を行ったことが明らかとなった。BitGold社は貯蓄のため、そして交換可能な金(ゴールド)へのグローバルなアクセスを可能にする、前例のない一般消費者向けのインターネットプラットフォームだ。

BitGold社は2014年の初めに、共同創設者ロイ・セバーグ、ジョシュ・クラムからエンジェル資金を調達していた。BitGoldのシリーズAには、PortVesta Holdings、Soros Brothers Investments、PowerOne Capital、Sandstorm Goldなどのベンチャーキャピタルが参加している。特筆すべき点としては、Soros Brothers Investmentsのアレクサンダー・ソロスは、かの大富豪ジョージ・ソロスの息子であるということだ。

BitGold

BitGold社は、カナダ・トロント、イタリア・ミラノに拠点を置くカナダの企業だ。BitGold社は分割が難しく物理的に持ち運ぶことが難しい金の資産価値を再定義するために、仮想通貨技術を用い、消費者が安全かつ容易に取引出来るようシンプルなプラットフォームを構築すると述べた。

ジョシュ・クラムは次のように語る:

“ブロックチェイン技術は、世界中の人々に透明かつ安全な金融サービスへのアクセス、そして低コストなサービスを提供し、決済の世界に革新をもたらすでしょう。資産としてのビットコインは、金の根源的価値を重要な要素と見做し模倣してデザインされたものです。”

また、ブロックチェイン技術は金(ゴールド)をインターネット化し、グローバルアクセス可能な「お金のインターネット」を実現出来るという。

“BitGoldプラットフォームの柔軟性は、シームレスなグローバル決済、または実質的なインターネット上のお金として、地球上の安全な価値の保管庫として、デジタル通貨を用い預金口座として使用することが出来ます。お金のインターネット化は、個人の所有権と選択によって管理されるべきであり、私たちはそれを提供する使命があります。”

共同創設者兼CEOのロイ・セバーグは、BitGoldの目的が、金を利便性の高い交換媒体としてその地位を復活させ、中・小規模の取引に用いることを可能とすることであると語る:

“金を所有する場合、金を安全な金庫へと保管する必要があり、このことは特にマイクロトランザクションにおいて、消費することが非常に困難な状態を作り出します。BitGoldでは、アカウントから瞬時にアクセス可能なよう、金をその都度増資するパワフルなユーザーエクスペリエンスを提供すること、そして金のためのオペレーションシステムとしてインターネット上に価値を保存することにより、銀行の一種として、決済技術の一種として、そして金の取引所の一種としてプラットフォームを構築し、この問題を解決しました。”

金はこれまで無価値にならない安全資産として金庫の奥底に眠っていたが、ブロックチェイン技術の誕生によりインターネット上で自由にやり取りの出来る、金に担保されたビットコインという形で再び決済の世界に舞い戻る可能性が出てきた。以前シティグループのウィレム・ブイター氏が金の資産価値は、他の金融商品と比較し優位性がないと述べていたが、金がビットコインによりインターネット化し、流動性を得るようになればどうだろうか。

ブロックチェイン技術とビットコインの誕生はまさに「お金のインターネット化」を推し進める革新的な技術だろう。BitGold.comによると、2月22日にローンチ予定となっている。

この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
monacoin:MTn7hiNovBHyN7gjtvD1Hh7W96Zmghp41B
bitcoin:1NK8S4ep9ZUZ9H9AmTAfvrCVVAKLbpmi36