LINEで送る
Pocket

microsoft

今週火曜、マイクロソフトはブルックリンベースのスタートアップConsensYsと協力し、クラウド上に数クリックで構築できるブロックチェーン・プラットフォームをリリースした。発表は、9日よりロンドンで開催されているイーサリアムのカンファレンス「ÐΞVCON1」の場で行われた。マイクロソフトは、ÐΞVCON1の協賛企業だ。

マイクロソフトが発表したブロックチェーン・プラットフォームは、主に証券や会計業務従事者に向けた技術ソリューションだ。クライアントはこれを利用することでブロックチェーンを用いたアプリケーションを簡単に開発することができ、それをサービスとして提供することができるようになる。同社によれば、既に世界的な金融機関4社と利用契約を締結したとのこと。

本アプリケーション『BlockApps Strato』の特徴としては、ビットコインのブロックチェーンではなく、イーサリアムのブロックチェーンを元に作られている。そのためクライアントはイーサリアムの公開ノードとして振る舞うこともできれば、プライベートな環境で運用することも可能となる。

ブロックチェーンはさまざまな分野での応用可能性が期待されているものの、現在においては専門知識を持つ開発者の数が少なく、研究開発も難しい現状がある。これを『BlockApps Strato』は解決するというわけだ。マイクロソフトのハイテク戦略部門ディレクターであるマーリー・グレー氏は次のように話す。

「今では、たくさんのお客様からブロックチェーンを使いたいという話を聞きます。しかし、彼らの最大の問題は、ブロックチェーンの導入が極めて難しく、高価であるということです。」

さらにグレー氏は、同社の開発経験を踏まえ「このアプリケーションを用いれば、20分でスマートコントラクトを作成することができる」と付け加えた。

マイクロソフトは、このソリューションを「BaaS」(ブロックチェーン・アズ・ア・サービス)として展開するつもりだ。世界に星の数ほどあるブロックチェーンだが、そのどれもが荒い出来であり、ビジネスに応用できるものは非常に少ない。同社はそういった新技術の問題を解決し、継続してブロックチェーン戦略を展開しクラウドの柱となる事業として成長させることを目指している。

「これまでイーサリアムのエコシステムに接続するための簡単な手段はありませんでした。それらのツールはあまりにもラフで、ビジネスユースに耐えるものではありませんでした。我々のBaaSはそれを解決するものです。クライアントは何のリスクもなく、イノベーションに挑むことができるようになるでしょう。」

  • ビットコインニュースを毎日お届け!

  • BTCN公式アカウントをフォロー

    follow us in feedly
シェアする

この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
monacoin:MTn7hiNovBHyN7gjtvD1Hh7W96Zmghp41B
bitcoin:1NK8S4ep9ZUZ9H9AmTAfvrCVVAKLbpmi36