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シリコンバレーに拠点を置くスタートアップアクセラレータBoost VCのCEOアダム・ドレイパーは、660万ドルの資金調達を行ったことを発表した。2017年までに計200社のポートフォリオを持つことを目標とし、そのうち半分の100社は、ビットコイン関連スタートアップへと投資し支援することを宣言した。

投資に加わった人々は、マーク・アンドリーセン、ベン・ダベンポート、バリー・シュラー、ティム・ドレイパー、ビル・ドレイパーがいる。機関としては、Rosenberg Ventures、Kilowatt Capital、Maven IIが出資に加わっている。

Boostはこれまでも、元SEC委員長がアドバイザーに着任した事業者向け取引所Vaurumをはじめとし、サンフランシスコに拠点を置く決済処理サービスSNAPCARD、ブロックチェインを利用した身元検証システムBlockScore、ブロックチェイン技術を応用したセキュアなメッセンジャーサービスGliphなど、合計22のビットコインスタートアップのイノベーションに投資してきた。

アダム・ドレイパーは、ブーストが持つ専門知識を用い、スタートアップの革新的なアイデアを次のレベルへと押し上げることを焦点としていると語った:

“Our focus will always be on finding good people with big ideas and providing them the network and knowledge they need to push their startup to the next level. We have an expertise with Bitcoin and will continue to push the envelope with Bitcoin.”
[訳] 私たちの焦点は、ビッグアイデアを持つ優秀な人々を発掘し、彼らが自身のスタートアップを次のレベルへと押し上げられるようにするため、ネットワークと知識を提供することです。私たちはビットコインについての専門知識を持っており、ビットコインの可能性を後押しし続けるつもりです。

また、同氏はCoinDeskに対し、「これまでの5年間は素晴らしい玩具で遊んでいた状態であったが、しかしながら現在は、様々な問題を修正しギャップを埋めるための時間 -修復モード- にある」と語った。

ビットコインには依然として、スケーラビリティの必要性、セキュアな環境づくり、反社会行為の抑制など、ビットコインエコシステムにとってクリティカルな問題が多く存在している。アダム・ドレイパーは、今後これらの問題に専念して取り組む企業が現れるとし、例としてHashRabbitBlockCypherのふたつの企業を挙げている。

FinTechのビットコイン熱は段々と加速している。ビットコイン事業投資の合計は、2013年が9384万ドルだったのに対し、2014年では現在までに2億8875万ドルの投資が行われている(CoinDesk調べ)。成長率で言えば300%を超えており、業界への注目が高まっているのがよく見て取れることだろう。ビットコイン革命を更に加速させるため、より広く、より多くの注目をビットコインへ集めたいものだ。

この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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