LINEで送る
Pocket

circle-bitcoin

ビットコインのウォレットと決済アプリを提供するCircleが中国人投資家たちから6000万ドルを調達したことが明らかになった。中国に会社を設立し、同社のヨーロッパ展開と絡めて中国からユーロへの送金サービスを提供する計画だ。6000万ドルの大半は北京に拠点を構える投資ファンド、IDG Capitalが出資。また米系ファンドのBreyer Capitalも共同で出資をしている。投資家たちは、Circleの時価総額を4億ドル以上と評価しているようだ。

同社はビットコインのブロックチェーンを使った法定通貨のやり取りを、世界中のどこでも無料で利用可能なサービスの提供を目指すビットコイン企業で、ドルやポンドのような通貨を即時にビットコインへと変換し、受取人は現地通貨で受け取ることが可能なサービスを展開している。同社は以前にもゴールドマン・サックスから5000万ドルもの資金を調達しており、ヨーロッパ展開への足がかりとしたものの、現状はイギリス進出にとどまった状態だ。

Allaireによれば、今回の資金調達のために要した期間は1月から5月までのわずか5ヶ月間だったとのことで、市場が同社へ強い期待感を示していることがわかる。調達資金の使途は、主にマーケティングとヨーロッパ展開に充てるとAllaireは述べており、まずはスペインを皮切りに、順次各国に進出する予定だという。

「マーケティングとヨーロッパ進出にはある程度の資金が必要だ。さらに、続けてプロジェクトR&Dに投資していく。我々は商品開発に必要なパイプラインをいくつか得ており、これからも模索していくが、それは既存の金融機関とは異なり、インターネット企業にアプローチするつもりだ。」

同社の報告によれば、Circleのアプリ上で行われている取引は既に年間10億ドルを超えており、100カ国以上の人々がアプリをダウンロードしているとのこと。アメリカ、イギリス、そしてEU圏の人々で70%のユーザーが占められていることからも、ヨーロッパにおける需要の高まりがわかる。Allaireはまた、今回中国に新たに立ち上げた「Circle China」についても語ってくれた。Allaireは、「Circle Chinaは銀行のようにレギュレーションがあり、法制下の企業だ。」とし、続けて「中国政府の意向により、資本は中国人投資家から募らなければいけなかった。」と話した。

同社はAlipayやTencentのような企業と競合することは考えておらず、中国人の送金ニーズに応えるサービスを主力に開発していきたいとのことで、グローバルなニーズに答えられるビットコインが、中国国内の人々のためのキラーアプリになると考えているようだ。

  • ビットコインニュースを毎日お届け!

  • BTCN公式アカウントをフォロー

    follow us in feedly
シェアする

[ad-bbt2]