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スペインの銀行Bankinterが、行内のイノベーション投資財団より、分散型ビットコイン取引プラットフォームを開発するスタートアップ企業Coinffeineへと投資を行ったことが明らかとなった。ビットコインエコシステムにおいてこれまで銀行から出資を受けた企業はないため、Coinffeineが初めての企業となる。

Coinffeineは6月に創設された、オープンソースのP2Pビットコイン取引プラットフォームを開発するスタートアップだ。Mt.GoxやBitstamp、Huobi、OKCoinなどの運営実体がある中央集権機関に依存することなく、ハッキングに対し安全かつプライバシーを保護可能な環境でビットコイン売買を行うことが可能であるという。

Coinffeine

Coinffeineは自身をビットコインのためのBitTorrentのようなものだと表現している。Coinffeineの声明によると、Coinffeineプロトコルはゲーム理論に基づく数学的モデルであり、従来の為替取引システムをそのままP2Pプラットフォーム上で体験することが可能だという。したがって、信頼する必要のある第三者機関を介することなく、自動的に法定通貨-ビットコイン間の取引をBitTorrentのようなデスクトップアプリケーションで行うことが可能だ。

Coinffeineは来年の1月にアプリケーションをリリースすると述べている。

Coinffeineの共同創設者であるセバスチャン・オルテガは、ブロックチェインを用いたP2P取引は「驚異的なセキュリティモデル」であると語っている。ビットコインを用いることで、極めて低価格な取引手数料であることなど、多くの利点をユーザーへと提供可能だという。

オルテガはCoinDeskに対し、次のように述べた:

“Coinffeine lets you keep ownership of your bitcoins in a way that only a distributed exchange can provide. You don’t need to trust anyone, not even us, for the safeguard of your coins and you can reuse the existing financial infrastructure for handling the fiat payments.”
Coinffeineは、あなたのビットコインの所有権を維持したまま、分散化した取引機能のみを提供する。あなたは法定通貨の支払に既存の金融インフラを再利用できるし、あなたのコインの安全のために誰も、私たちですらも信用する必要がない。

Bankinterとの協力体制を強固に

Bankinterは、Coinffeineのプロダクトが将来ビットコインだけでなく株式、先物、デリバティブなど、ありとあらゆるデジタル資産や金融商品を個人間で安全に行えるようにすることを期待している。

しかしながら、Bankinterによる起業家養成プログラム・イノベーション財団による投資は複数の企業に行われており、Coinffeineは主要顧客のひとつにはなっていないと述べられている。Coinffeineはプロジェクトを推進するため、よりよい協力体制を構築することに取り組んでいると語った。

また、Coinffeineはシリコンバレーフォーラム -ICEX STCimmersion.comプログラム- にて、スペインで最も成功する可能性の高い12のスタートアップ企業のひとつに選ばれている。

Bankinterは最後に、Coinffeineを「国際的成長のためのプランと明確なプロトタイプを持つ革新的な企業」であると述べた。

この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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