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大手コンサルのデロイトが、ブロックチェーン技術を活用した銀行を構築するプロジェクトを進めていることが明らかになった。ニューヨークに本拠を置くイーサリアム(Ethereum)基盤のブロックチェーンプラットフォームを提供するConsenSysと提携し、金融関連企業30社と取り組む予定だ。

声明においてデロイトは、「uPort」「Balanc3」の技術を用いることを発表した。uPortは個人認証を提供するソリューションで、Balanc3はビットコイン型の三式簿記を提供するソリューションだ。

提携先のConsenSysは、金融機関や企業を主なクライアントとし、イーサリアムを中心とした様々なブロックチェーン基盤システムを開発する企業だ。既にマイクロソフトと提携し、Microsoft Azureを通じたブロックチェーンSDK「BlockApps Strato」をグローバル展開するなど精力的な活動を行なっており、また5月25日に記者発表が行われたブロックチェーン推進協会(BCCC)の発起会員のうちの一社でもある。

デロイトによれば、本プロジェクトの狙いは金融関連のコア業務を根底から見直し、ブロックチェーン技術による業務改善のためのコンサルティングを行うこと。これには業務領域の縮小や融資効率化も含まれる。「ブロックチェーン技術の活用によって、新たな銀行フレームワークがよりreliableかつセキュアなinteractで開発できる」と声明の中で語った。

さらに、もうひとつの狙いとして、資産やコラテラル管理にもブロックチェーンが活用できると述べた。ブロックチェーン技術とIoTを組み合わせることで、不動産など現実資産のリアルタイムデータを監視できるようになる。これにより、銀行はより広い業務領域を取り扱えるようになるとConsenSysは話した。

「我々とデロイトのコラボレーションは、我々が取り組むブロックチェーンシステム(レンディング、債権市場、エスクロー、三式簿記、個人認証)に多大な機会をもたらすでしょう。そして、金融サービスにおいて破壊的ソリューションを顧客に提供できます。」

デロイトはまた、現在、20を超えるブロックチェーンの関連アプリケーションに取り組んでいることも明らかにした。デジタル・アイデンティティや、デジタル・バンク、クロスボーダー決済、リワード、ロイヤリティ・サービス、その他資産管理、保険市場におけるブロックチェーン技術の活用もその一部だ。

「金融サービスにおけるブロックチェーンの破壊的な推進力が実証され始めている。」デロイト・コンサルティングのプリンシパルを務めるジョー・グアステラ氏は語る。「業界のプロトタイプやパイロットアプリケーションは、本プロジェクトで明らかになるだろう。そして我々は、ブロックチェーンをクライアントにとってリアルなものにする手助けを続けていくつもりだ。」

尚、本プロジェクトに伴い、ブロックサイファー(BlockCypher) 、ブロック(Bloq)、ロイヤル(Loyyal)、およびステラーファウンデーション(Stellar)などの暗号通貨・ブロックチェーン関連企業とも提携したことを発表した。

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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