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欧米の金融機関や事業会社に対し、低コストなクロスボーダー決済システムのホワイトラベルを提供するEarthport Plc(ロンドン)は、「最速」リアルタイム決済を実現するため、分散型台帳プロトコルを同社の決済システムに統合したサービスの提供を発表した。

同社は昨年12月にRipple Labsと提携。金融機関が求めるコンプライアンスを採用し、分散システムにおけるアンチマネーロンダリングなどの懸念に対する問題を解決したリップルの決済ネットワークへの接続に踏み切った。同社CEOであるHank Uberoi氏は「リップルは技術とコンプライアンスの両立を実現し、尚且つ分散型の元帳の恩恵を最大限に活用している」とし、次のように述べた。

「分散元帳を用いることで、我々のクライアントは即時決済、カウンターパーティリスクの軽減など、多くの便益を享受することができます。この技術は、考えうる限りの最速の決済を実現できるでしょう。多くの金融機関が既に分散元帳技術に関心を抱いており、我々のクライアントは既に最初のテストに向けた計画を進めています。」

同社の決済システムにリップルのネットワークが接続されたことで、同社のシステムを利用するあらゆる企業が分散元帳の利点を活用することができる。取引の情報はすべて自動的に、分散的なデータベースに書き加えられるため、不透明になりがちな決済情報は比類ない透明性によって置き換えられ、ヒューマンエラーをなくすことにも繋がる。

加え、企業は自前で何らかのシステムを構築する必要がなく、Earthportを通じて容易に分散ネットワークにアクセス出来るようになる。つまり、金融機関などはマネーロンダリングの兆候にある取引を追跡し、当該アカウントに制裁を加えることも可能ということだ。銀行は古いシステムに一切手を加えず、最新の技術にアクセス出来るのだ。Earthportの新製品は、金融機関向けに分散型の元帳技術をアピールする絶好の機会となるだろう。分散ネットワークへの参入障壁を極限まで下げ、実際にその効果を体験できるソリューションとして、大きな第一歩を踏み出したと言えよう。

同社は顧客にBoAメリルリンチやアメリカン・エキスプレス、国際送金を事業を展開するXOOMなどを抱え、世界60カ国に展開。The Financerが選ぶ「2015年に最もイノベーティブなフィンテック企業50社」にBlockchainと共にランクインしている。


Earthport – Earthport launches the first fully compliant gateway for real time payments

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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