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ブロックチェーン技術を応用したスマートコントラクトプラットフォーム「Ethereum」が、1年と半年の開発期間を経ていよいよ正式なブロックチェーン上で稼働する。

昨年の夏に行われたイーサリアムのプリセールでは、「分散アプリケーションプラットフォーム」という革新的なコンセプトへの期待感から42日間で31,531BTCを調達し、非常に大きな注目を集めた。イーサリアムを簡単に説明すると、匿名の個人や企業が記述したスクリプト(契約)をブロックチェーン上に載せ、不特定多数のマイナーにスクリプトの計算処理を行わせる仕組みだ。スクリプトを利用したいエンドユーザーは、暗号トークンを消費し、一部を計算能力を提供したマイナーに対して手数料として支払う。

今回リリースされるのは、今後試験運用していく中の第一ステップ「フロンティア(未開拓地)」バージョンだ。フロンティアではイーサリアムの基本的な機能を実装、続いて「ホームステッド(開墾地)」、「メトロポリス(都市)」、「セレニティ(安定版)」のフェーズを新機能の追加やUI/UXの改善を行いながら一年掛けて行っていくとのこと。

公式発表でも念押しされているが、フロンティアは安定稼働する保証がないため、トークンや重要なデータの扱いには注意が必要だ。また、フロンティアリリースに向けたプログラムは既に公開されており、ダウンロードが可能だがジェネシスブロックが生成されていないため、今のところ、手動で生成する必要がある。これは公平性を期すためと、ディベロッパーに参加してほしいとの思いからの試みで、生成には現在稼働中のtestnetのブロック番号#1028201のハッシュを取り込む必要がある。これは、未来のブロックであり、stats.ethdev.comによれば、30日の15時から31日の9時までの間に到達する見込みだ。

このニュースを受け、Ether兌換を謳う非公式のコインEthercoinが2.3ドルから5ドルまで急上昇。また、Gatecoin ExchangeやPoloniex、Kraken及びその他複数の取引所がイーサリアムの取扱いを宣言した。

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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