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ビットコイン・コミュニティの中で最も影響力のある人物のひとりであるギャビン・アンドレセンは、リードディベロッパーでありBlockstreamに所属しているピーター・ウィールが8日に発表した「Segwit: Segregated Witness」を強く賞賛した。

「Segwitは素晴らしいアイデアです。可能な限りすぐにビットコインへと実装するべきでしょう。これは将来的に、極めて大きな利点をもたらす基本的な考え方です。」

Segwitはブロックサイズの引き上げとは異なるアプローチから、ビットコインのスケーラビリティを担保するためのアイデアだ。一定間隔で生成されるブロックに格納するトランザクションから署名(Witness; 証拠)を分離することで、現行のトランザクションを最大で25%まで容量を圧縮することができるという。

とりわけ重要な点は、Segwitを実装することでゼロ確認でも完全に安全なトランザクションを行うことができるようになることだ。つまり、トランザクション展性や二重支払いの問題が解消される。このインパクトは極めて大きい。グレッグ・マクスウェルやルークJr、エリック・ロンブローゾなどBlockstreamチームをはじめ、『Mastering Bitcoin』の著者であるアンドレアス・アントノポーラスなど、ビットコインのデベロッパーの多くがこのアイデアを支持していることも重要だ。


「Segregated Witnessのプレゼンテーションはビットコインのターニングポイントだ。」

ギャビン・アンドレセンは語る:

「Segwitが夢物語でない理由は、トランザクションの検証などを行うマイナーやウォレットが有効性を確かめる手段として、新たなデータ構造を作成しscriptSigを分離するのみだからです。[…]私はこれの実現にはハードフォークでなければならないし、そうすべきだと考えてきました。しかし、ピーターはブロックごとの最初(coinbase)のトランザクションにSegwitのマークル木を突っ込むことで、ソフトフォークによるエレガントな方法で出来ると提案しています。」

しかしながらギャビンはまた、Segwitだけではビットコインのスケーラビリティを根本的に解決することは出来ないと考えている。スケーラビリティには、トランザクションの許容量や要求される帯域幅、CPU速度など、ブロックサイズだけでは終わらない複雑な観点が残されている。

「Segwitは今までと同様に、同じだけのネットワーク帯域幅が必要になります。”1MB”を伝播させるスピートが今まで同じであれば、それはスケールしたことにはなりません。」ギャビンは問題の解決のためには他の手段が必要であるとし、blocktorrent protocolやrelay networkなどを含むいくつかのプロジェクトを紹介し、またブロックサイズについてもSegwitだけでは解消せず、根本的な施策を講じる必要があると述べた。


gavin andresen – Segregated witness is cool

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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