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ヨーロッパの証券取引所でExchange-Traded Instrument (ETI) としてビットコインが上場し、取引が可能になった。これにより欧州の投資家は法制下でビットコインを取引できるようになり、市場に参加しやすくなった。

ETIはExchange-Traded Found (ETF)など上場金融商品の一種で、主にヨーロッパの証券取引所で取引されている。ETFとは違いレバレッジを掛けられず、ビットコインの価格と完全に連動している。

アメリカではフェイスブックの創業問題で注目を集めたウインクルボス兄弟のWinklevoss Bitcon Trust が米国初のETFを目指しており、米証券取引委員会からの承認を待っている状態である。

ビットコインETIはジブラルタル証券取引所で取引が開始され、ヨーロッパの20カ国以上で取引可能になる。またイギリスのユーロ離脱によるヨーロッパ経済の不安感から市場は混乱しており、今回のETIの注目度は高い。

ジブラルタル証券取引所はEUにおける仮想通貨取引のハブとしての役割を目指しており、仮想通貨のようなイノベーション技術を常に注目をしてきた。しかしETIの投資資格には厳しい制限があり、高額の金額を運用するアセットマネージャー、ペンションファンド、プライベートバンカーなどの機関投資家のみとなっている。また最低投資額は約1000万円からとなっており、管理手数料は1.75パーセントに設定されている。

ジブラルタル証券取引所は以下のようにコメントを出している。

「ビットコインETIに厳しい制限があるのは、取引の透明性と流動性を高いレベルで保つためだ。また今回のETIはEUの規制の元で初めての正式なビットコイン取引であり、これから仮想通貨取引ビジネスを進める上で重要な一歩だ。我々はビットコインETIを市場に供給出来たことを誇りに思う。これからビットコインの価格は徐々に上がって行くと予想していており、投資ファンドなどにとってポートフォリオの多様化に大いに貢献するだろう。」

欧州警察機構やイギリス政府がビットコインによるマネーロンダリングは難しく、その形跡も見られないと報告している一方で、EUはパリ同時テロ以降、テロ資金の一部にビットコインが使われたのではと警戒しており監視の強化に努めてきた。一部の投資家たちはビットコインのリスクを懸念し投資に踏み出せなかった経緯がある。今回のビットコインETIは、そんな投資家たちへのソリューションとして、大いに歓迎されるだろう。

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