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昨日、ニューヨークのヘッジファンドであるクリークファンド(Clique Fund LP)が、オーバーストックの提供するブロックチェーン証券プラットフォーム「TØ.com」を通じて、ダウ平均株価指数に連動する暗号株式を1000万ドル分借り入れたことが明らかとなった。

TØ.comは、カラードコインのプロトコルを用いてビットコインのブロックチェーンに紐付く証券の発行、取引、借入れが行えるプラットフォームだ。ここで発行された株式や債権は「暗号証券」と呼ばれる。個々のアセットアドレスに紐ついた暗号証券をブロックチェーンに載せ取引を行うことで、取引の約定=証券の受渡しとなり、証券取引の伝統的な「T+3」の概念を打ち破る革新的なサービスだ。

オーバーストックのCEOであるパトリック・バーン氏はこれまでにも、TØを通じて私募債の発行を実施し、またニューヨークの投資会社FNY Capitalに対しても同様の債権を発行してきた。しかし、今回のディーリングは過去最大規模だ。単に債権を発行するのでなく、ウォール街で実際に取引されているインデックスに連動するブロックチェーン証券は前例がない。

TØの責任者を務めるジョン・タバコ氏は「これは実際に起こっていること」と述べ、またクリーク・ファンドの他に、4社に対して貸し株の打診を行っていることを発表した。

パトリック・バーンCEOのプランは、公開株市場を置き換えるエコシステムを構築することだ。そのためにも、あらゆる企業がTØ上に株式を発行できるよう、同社は現在米証券取引委員会の承認を求めるべく活動している。

同社と似た分散プラットフォームを提供するプロジェクトには、NASDAQのブロックチェーンによる未公開株市場、スマート証券取引プラットフォームのSimbiontがある。

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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