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前回はブレインウォレットとハードウェアウォレットについて説明しました。今回は、紙など物理的な記録媒体に目に見える形で記録する「ペーパーウォレット」について解説します。

前回:ウォレットの種類その2(記憶する・ハードウェア)

ペーパーウォレット

さて、最後の秘密鍵の保管分類はオフラインで管理するタイプ「ペーパーウォレット」です。

  • 機械の故障が怖い
  • 自分の脳みそが信じられない
  • インターネット経由で盗まれるのが怖い
  • 誰も信じられない!

上記のような悩みを持つあなたがビットコインの保管先として最後に行き着くのは、このペーパーウォレットになるのではないでしょうか。

物理的に、人間が認識できる形で保存することは、永続的に残すことが出来る最も効果的な方法です。例えば、ナスカの地上絵やラスコー洞窟の壁画などは、紀元前より残されてきた、私たちが今でも認識することが出来るメッセージのひとつの形と言えるでしょう。

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ラスコー洞窟の壁画

ペーパーウォレットには基本的に、ビットコインアドレスと秘密鍵の情報が含まれたそれぞれのQRコードと文字列が記載されます。階層的決定性(HD)ウォレットの場合は秘密鍵の代わりに、12個から24個の対になった単語群を記録することになるでしょう。例えばシンプルなハードウェアウォレット「Ledger wallet nano」の場合は、インストールの際に24個のランダムなニーモニックがブラウザで生成され、それを専用の用紙に記録するよう警告され、確認のために再度入力を求められはじめてアドレスが生成されるようになっています。MyceliumやBread Walletなどのアプリ型ウォレットも同様にニーモニックコードの記録保存を求めらる形になっています。(スクリーンショット、ダメ・ゼッタイ)

ペーパーウォレットの例:https://bitcoinpaperwallet.com/

またペーパーウォレットだからといって、目的が長期の保管、バックアップである以上は安いコピー紙や感熱紙で印刷したり、染料系のインクを使ったボールペン(消せるボールペンは論外)で記録することはあまりお勧めできません。少なくとも紙くずと間違えられないよう、上質な厚紙や、長期的な保存に適した素材に記録することをお勧めしたいところです。

さて、短いですがペーパーウォレットの説明は以上です。
次はペーパーウォレットの強みと弱みから、どのように保管すべきなのかを解説しようと思います。

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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