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CNBCのLuke Graham記者によると、一部の投資家たちはビットコインを金のような安全資産として見方を変えつつあるようだ。

米系投資会社ARK invest の商品開発マネジャー兼ブロックチェーンアナリストのChris Burniske氏は、仮想通貨をデジタルの金と表現している。仮想通貨は金と似た性質をもち、価値を持たせることができる。その供給量は限られており、またオンライン上で取引出来ることから、Burniske氏は仮想通貨と金のマーケット上での値動きに注視しているようだ。同氏はここ数ヶ月で20%ほど価値が上がっている金と合わせ、リスクヘッジとしてビットコインへの投資も視野に入れるよう投資家たちに促している。

Burniske氏はCNBCのインタビューに対し次のように答えた。

「世界経済を見ると、投資家たちは恐怖を抱え、先行きの不透明感から疑念を持っている人も少なくない。株式市場でも同様の事が起こっており、かなりの資金が債券市場に流れている。投資家たちは今、新たな資産の避難場所を模索をしておりビットコインにその一部が流れてくる可能性が高い」

市場リサーチ会社Frost & SullivanのVijay Michalik氏はビットコインコインの価格変動の激しさからビットコインを安全資産と見る動きに対して反対の立場を示している。

「ビットコインのようなイノベーションに関して、我々はどれだけの経済価値があるか全てを計りきれていない。事実、中期的に見てもそのボラティリティの高さが際立つ。また長期的に見てもビットコインの成長を確信するには不確かな要素があり、金のような安全資産ではない。しかしビットコインはどの国の通貨ともリンクしておらず、世界情勢の影響も受けにくいことから金融資産の多様化にはいい選択だろう」

すでに大幅な下落を見せたビットコインであるが、ここ最近の価格上昇の大きな理由は、半減期期待による希少価値の高まりを期待してのことである。

「7月の始め頃に年率での供給量が8%から4%になる。基本的な経済学の観点からビットコインの供給量が半分になれば需要はより高まるだろう」と、Burniske氏は半減期に対する期待を語り、仮想通貨への展望を語った。「ビットコインは技術開発者の意図だけではスケール出来ない。しかし彼らはビットコインを進化させてきた。そしてSegregated Witnessと呼ばれる新しいプロトコルをリリースしようとしている。私はビットコインが必ずスケールすると信じている」

Segregated Witnessはビットコインの取引サイズを小さくし、ネットワーク全体の取引量をスケールさせることのできるソリューションのひとつだ。BullionVaultの金相場リサーチ・マネージャーAdrian Ash氏は安全資産としての金について、「金は我々の歴史上一度も価値がゼロになった事は無く安全資産としての地位を世界のどの地域においても確立してきた。デフォルトとは無縁であることは、唯一無二の優位性だと言えよう」と話した。

20日から23日にかけての暴落を見ると、やはり安全資産としてビットコインを見るのは時期尚早のようだ。他方で、ボラティリティの高さはマーケットが成熟するにつれて収まるとする予想もあり、昨今におけるブロックチェーンを含めた関心の高まりはビットコインにとって追い風になっている。

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