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JPモルガン・チェースは多国間取引の効率化を進めるため、ブロックチェーン技術を基盤とする分散型レジャー・テクノロジー(DLT)の活用に向けての取組みを開始したことを明らかにした。この取組みは、分散型レジャーを用い銀行業務効率化を目指すスタートアップのデジタルアセット・ホールディングス(DAH)と共同で執り行われる。

同社の狙いのひとつは、JPモルガンの融資資金における流動性リスクを低減させることだ。金融機関は業務上、資金の運用と調達の期間の相違が起因し、本質的に流動性リスクを避けることができない(期間ミスマッチ)。これを、DLTを使って解決しようというわけだ。

「ローンの販売は、極めて煩雑で時間の掛かるプロセスだ。数週間かかることもある。」JPモルガンの投資銀行部門ヘッドであるダニエル・ピント氏はFinancial Timesに語った。「ローンだけでなくセトルメントにも大きな可能性がある。歴史は浅いが、極めて有望な技術だ。」

ブロックチェーンは、ビットコインの誕生に付随して生まれた概念であり、当初はビットコインのような「パブリック型」のブロックチェーンを主に想定して使われてきたが、銀行はこれを「プライベート型」の元帳技術として利用し、バックオフィス業務の効率化ソリューションとして活用しようとしている。

JPモルガンは「R3コンソーシアム」や「オープンレジャー・プロジェクト」にも参加し、最近は元JPモルガン幹部でクレジット・デフォルト・スワップを生んだブライス・マスターズ氏がCEOを務めるデジタルアセットにも投資を行っている。ジェイミー・ダイモン氏は大のビットコイン嫌いで有名だが、ブロックチェーン技術には大きな可能性を見出しているようだ。


Financial Times- Blythe Masters and JPMorgan trial blockchain project

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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