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ビットコインのマイニングハードウェアを専門に販売するKnC Minerグループが、新たにクラウドマイニング事業を立ち上げるため北極圏に限りなく近いスウェーデンのThe Node Poleに20MWのマイニング用データセンターを構築したことを発表した。

KnC Minerの共同創設者であるサム・コールは、北極に近い環境に敷設を置くことで、地球上で最も効率的なマイニング環境を構築でき、安価なクラウドマイニングサービスを顧客へと提供できると語った。

“Our Clear Sky farms in the polar region takes advantage of locally produced renewable hydropower and the surrounding arctic air to achieve industry-leading efficiency. This set-up rewards us the opportunity to sell powerful bitcoin mining monitored 24/7 at the jaw-dropping rate of 0.62 USD per GH/s – with absolutely no hidden fees at all (in stark contrast to most competitors).”
[訳] “極域に位置する私たちのマイニングファームは、地元の再生可能な水力発電を利用し、北極の空気に囲まれています。この環境によって業界最先端の効率を達成可能にしました。これは、殆どの競合他社とは対照的に、隠された手数料は全く存在せず、1GH/sあたり0.62ドルという驚愕の価格で、24時間体制で監視されたパワフルなクラウドマイニングサービスを提供できる機会を得ることができました。”

サービスの価格は先行販売特価として、400Gh/sのハッシュレートを6ヶ月間契約で249ドルで販売をしている。

また、KnC Minerは9月4日に1,400万ドルの資金調達を行っており、20nmの次世代ASICチップ開発に取り組んでいるとサム・コールは述べている。同氏は加えて、ビットコインの価格は現在350ドル付近で停滞しているが、取引量やハッシュレートは着実に増加しており、ビットコインの供給量とのバランスが取れなくなった時に急激な貨幣需要が生まれ、価格に大幅な影響を与えるだろうと語った。

The Node Pole + Mining

ノードポールは、Facebookのデータセンターがある地区でもあり、データセンターなど電力を集約させる必要のある施設のために最適化されている。極めて安定した電力インフラを有することに加え、ノードポールでは、欧州で最も電気料金が安価であり、水力発電や風力発電など再生可能なエネルギーを用いている。更に、北極に近く涼しい気候であるため、機械冷却を低エネルギー低コストで行うことが可能だ。

この環境はまさにマイニングを行うための最適であると言えるだろう。マイニング専用ハードウェア(ASIC)を運用しハッシュレート競争を行うにはハードウェアの性能差がそれほどないため、運用するためのコストで勝負する必要がある。電気料金はもちろん、高熱を発するASICを冷却するための設備や、施設費など、地域による様々なボトルネックが存在し、電気料金が比較的高く、蒸し暑い気候の日本でマイニングを行うのは難しいだろう。

個人でマイニングを行うには初期コストや運用コストがかなり掛かってしまうが、クラウドマイニングであればそれほど多くのコストを必要とせず、気軽に始めることができる。ビットコインマイニングを始めてみたい人はKnC Minerなど大手の信頼できるクラウドマイニングサービスを利用してみるのもひとつの手ではないだろうか。

この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
monacoin:MTn7hiNovBHyN7gjtvD1Hh7W96Zmghp41B
bitcoin:1NK8S4ep9ZUZ9H9AmTAfvrCVVAKLbpmi36