LINEで送る
Pocket

スクリーンショット 2015-10-02 17.42.13

「ビットコインの時価総額は1兆ドルになる」発言でこれまで強気の姿勢を見せてきたウィンクルボス兄弟のビットコインETF計画「Gemini」は、着実に一歩ずつ前進しているようだ。

ニューヨーク州金融サービス監督局(NYDFS)は9月23日、同兄弟の運営するGemini Trust Company, llcの定款、および銀行法32条 預金保険 項の適用除外を承認したことを通達した。定款の承認、つまり信託業として承認されたことで、既存金融機関やブローカー、ディーラーなどと正式に取引ができるようになる。また銀行法32条の適用除外を受けたことで、同社は連邦預金保険公社(FDIC)を利用した保証制度を受けられず、顧客の預託資産を自身で保全する義務が科せられる。

同社CEOを務めるキャメロン・ウィンクルボス氏はNYDFSの承認を受け「米国マーケットまであと一歩のところまできている」とコメント、充分な手応えを感じている様子だ。ただ一方で、同氏は実際にサービスとして顧客向けに提供できるまでにはもうしばらく時間が掛かることも示唆した。

興味深いのは、Geminiはニューヨーク州のビットコイン事業ライセンス「BitLicense」を取得していない点だ。キャメロン・ウィンクルボス氏はこれについて、「ビジネスをはじめるには、不確実性の高いビットライセンスでは不十分だ。」と話す。この点に関しては、今年5月にNY銀行法の元で限定信託銀行の免許を取得したitBitと同様のアプローチであると言えよう。itBitはビットコイン取引所だが、7月には店頭市場でビットコインのトレードが出来るサービスを開始している。

2013年から計画が進められている「Gemini」。日の目を見るのはいつになるのだろうか。


Gemini – 公式
www.dfs.ny.gov –

  • ビットコインニュースを毎日お届け!

  • BTCN公式アカウントをフォロー

    follow us in feedly
シェアする

この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
monacoin:MTn7hiNovBHyN7gjtvD1Hh7W96Zmghp41B
bitcoin:1NK8S4ep9ZUZ9H9AmTAfvrCVVAKLbpmi36