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ニューヨークに本拠を置くブロックチェーン・スタートアップのMediachain(メディアチェイン)が、アンドリーセン・ホローヴィッツ(a16z)やユニオンスクエアベンチャーズ(USV)、RREベンチャーズらから150万ドルの資金調達を実施したことを明らかにした。

Mediachainは、ブロックチェーンを活用したメディアの分散型管理プラットフォームの構築に挑むスタートアップだ。「Mediachain」プロジェクトは、ブロックチェーンとIPFSを組み合わせた多層レイヤーからなるプロトコルで、コンテンツと製作者情報、タイムスタンプを含むメタデータを分散型のネットワークで共有し、検証することができる。

同社の共同創業者であるデニス・ナザロフ氏によれば、Mediachainが実現することで、例えば芸術家や作家、ミュージシャン、カメラマンなどは、自身の作品を自己で管理し、そこからライセンスを付与し収益を上げることができるようになるという。当然、著作権管理団体のような中央集権機関も不要だ。ナザロフ氏は次のように述べた。

「集中型のメディアプラットフォームは、さまざまな方法で消費者やクリエイターを落胆させている。問題は知財権システムだけにとどまらない。非合理な評判システム、不可解なニュースフィードアルゴリズム、出処のわからないネイティブコンテンツ、広告インセンティブとの利益相反、クリエイターのマネタイズ手段の欠如、そして、技術革新を強く阻害する利権構造…。分散化は、これらの一部ないしは全ての利益構造を変えうる可能性を秘めている。」

デジタルの宿命ではあるが、当然ながらコンテンツのコピーを防止することはできない。ナザロフ氏らも、Mediachainがコピーガード可能な技術であるとは考えておらず、あくまでもクリエイターがコンテンツの所有者であることを主張し、公開し、マネタイズするための手段のひとつとして使うことを想定している。

「われわれは、Mediachainが権利保護できるとは考えていない。」同社のもうひとりの共同創業者であるジェシー・ウォルデン氏は語った。「むしろ、コンテンツに付帯する属性情報、クリエイターについての情報を保管するナレッジベースとして使ってほしい。」

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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