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NRI

12月16日、野村総研(NRI)はブロックチェーンを用いた銀行業務分野への応用に向けた実証実験の取組みとして、住信SBIネット銀行と協働しイニシアチブを発足したことを明らかにした。

NRIは今年10月より野村證券、ベンチャー企業数社と協力体制を構築し、証券分野におけるオープンイノベーションに取り組んできた。今回のリリースはこれとは別に、銀行業務に焦点を当てた取組みで、同様のプロジェクトが稼働しているR3コンソーシアムとは別方向からのアプローチとなる。

イニシアチブのロードマップとしては、まず、ブロックチェーン技術の活用による業務シナリオの作成と検証事項の洗い出しを実施し、検証のためのプロトタイプを作成する。プロトタイプシステムの構築においては、ブロックチェーン・プラットフォーム「NEM」のリード開発者兼テックビューロのチーフ・ブロックチェーン・オフィサー(CBO)の武宮誠氏がCEOを務めるDragonfly Fintech社に委託するとのこと。

その後、プロトタイプのテスト運用を行い成果や課題を検証した上で、銀行業務への導入に向けた具体案の構築に臨む計画だ。

ブロックチェーンは銀行、証券、保険など金融分野のあらゆる業務をカバーするテクノロジーであり、今では世界中の金融機関、投資家、システムベンダー、スタートアップが注目している。最近では、デジタルアセット社のブライス・マスターズ氏が潜在市場規模は120兆円相当だと発言するなど、ブロックチェーン分野は極めて大規模な期待が掛かっているようだ。

ガートナーが今年の夏に報告したハイプサイクルにおいては、「暗号通貨取引所」は失望期から抜け出しかけており、「暗号通貨技術」は、まさにハイプのピークにあるとしている。「ブロックチェーン技術」に関してはリストされていないものの、2016年は大きなピークを迎えることになるだろう。


野村総合研究所 – 住信SBIネット銀行のオープンイノベーションを支援

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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