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決済サービス大手、米PayPalがビットコインの取引所CoinBaseとパートナーシップを締結し、新サービスの提供を開始した。CoinbaseのユーザーはPayPalのアカウントと連携し、現金としてビットコインをキャッシュアウトできるようになる。ビットコインの購入はできないものの、仮想通貨コミュニティにとっては大きな前進だ。

ビットコインの基盤技術であるブロックチェーンは、ニューヨークの金融街Wall Streetからも注目を集めているが、実のところ米系テック大手は最近まで懐疑的な姿勢をとっていた。金融機関を中心としたハイプが波及したことで、いよいよ活発化の兆しが見えてきている。

最近では、シェアリングエコノミーのユニコーンAirBnBが、ビットコインの投げ銭サービスChangeTipを買収し、ブロックチェーンのプロトコルに知見を持つ開発チームをアクハイアしたことが話題となった。また、IBMとMicrosoftは、ブロックチェーン技術の研究を進め、その応用方法を模索している。例えば、IBMはLinux Foundationが主体で動いているHyperledgerプロジェクトにおいて、コードの改善と拡張に取り組んでいる。また、Microsoftは同社のクラウドと組み合わせ、情報共有とセキュリティ強化のためのソリューションとしてブロックチェーンを押し出している。

PayPalは、昨年12月より幾度化のハッカソンを開催していることも知られており、その議題はPaypalがビットコインとブッロクチェーン技術をどう同社のサービスに取り入れるかという議題だったようだ。日本国内においても、同様の取り組みがあったことが関係者の話でわかった。

PayPalの狙いは、クロスボーダー送金や決済、ビットコインに対応したウォレットなど、まずはビットコインの基本的な実装を同社のサービスに取り入れることだ。12月のハッカソンにおいては、SnapcardやCoinbase、Chainなどのビットコイン企業が招かれ、簡単なウォレットの実装や決済サービスへの統合といったプロダクトが開発された。

PayPalは約1億8千万の顧客をもち、140億円の電子取引を2016の第一四半期で取り扱っている。また、PayPalはビットコインウォレット企業XapoのCEOのWences Casares氏を迎え入れていることからも、ビットコインを使ったサービスの強化に舵をきったことは間違いないだろう。

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