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イギリスでビットコインATMの普及を目指し運営を行うSatoshiPointにより、Robocoin ATMをハックし、LamassuのソフトウェアをRobocoin上にインストールし動作させることに成功したことが発表された。

SatoshiPoint社は、11月の初めに行われたRobocoin社のアップデートを拒否したため、ネットワークから切り離され、同社の持つ4台のRobocoin ATMは非稼働状態となっていた。

Robocoinのアップデートは唐突であり、ATMオーナーのアカウントをRobocoin社による管理への変更、並びにオープンソースコードのクローズ化するなど、オーナーへと大きな影響を与えるものだった。Robocoin ATMを所有し運用していた何人かのオーナーはこのアップデートに対し、「Robocoin社のアップデートは富の中央集権化であり、ビットコインの思想に反する」と、強い反抗心を表明していた。

SatoshiPointの共同創設者であるジョナサン・ジェームス・ハリソンは、「ATMを非稼動状態にしたまま泣き寝入りするつもりはない。稼働させる必要がある」と述べ、最近、世界中への設置が100台へと到達したオープンソースのビットコインATM”Lamassu”のソフトウェアをRobocoinの筐体へとインストールすることを決断したとのことだ。

RobocoinのCEOであるジョーダン・ケリーはこのアップデートについて、「匿名での金融取引は、FinCENの提案するマネーサービス業の基準を満たさないため、標準のKYCルールに則り顧客情報を収集する必要があった」と述べている。

ケリー氏はCoinDeskに対し、次のように語っている:

“ビットコインATMを世界中へと普及させるため、普及拡張性を持たせるためには顧客に対し一貫性のある方法が必要です。整合性を欠いたサービス提供は、普及を妨げる要因になると私は考えています。”

ケリー氏はアップデートに賛同出来ないオーナーに対し、「ATM筐体のみを販売するブローカーとして、今後とも友好関係を築いていきたい」と語り、新たなオープンソースソフトウェアの導入については、「市場の健全な形であり、競争を歓迎する」と述べている。

また、Robocoin ATMへのオープンソースソフトウェアによる制御は、SatoshiPoint社による方法だけでなく、GeneralBytes社においてRobocoin ATMを動作させるための開発キットが500ドルで販売されている。

Robocoinを取り巻く問題は決して良い状態ではない。早急に問題を収拾し、健全な普及に努めてほしいと願う。

尚、ビットコインATMは毎月新たに25台ほど設置が行われており、現在世界中で309台が設置されている。

この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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