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トランザクションから電子署名を分離することでビットコインのブロック容量を拡張し、トランザクション展性を防ぐSegWit(Segregated Witness)が Bitcoin Core 0.13.1 のリリースでついにメインネットで利用できるようになる。リリース日は11月15日 0:00 UTC に決まった。

SegWitはリリース後すぐにライブに移行するのではなく、versionbits(BIP9で定義される)によるブロック投票を用いて、直近 2016 ブロックのうち 95% 以上のブロックが SegWit のサポートを表明することで、ロックイン状態に入る。そして、次の 2016 ブロックが採掘された後、満を持してSegWitが利用可能となる。2016 ブロックは、採掘するのにおよそ2週間が必要になるブロック数であり、最短でも 4032 ブロック、つまり Bitcoin Core 0.13.1 がリリースされたとしても、1ヶ月以上は待たされることになる。

もっとも、これはあくまでも理論値であり、実際には年内にSegWitがライブ状態に移行するのは難しいだろう。中国のマイニングプールで、全体の10%のハッシュレートを持つ ViaBTC が Bitcoin Unlimited のサポートを決めたためだ。Bitcoin Unlimited は、マイナーがいつでも自由にブロックサイズを投票することができるクライアントで、現在ハッシュレートの6%を専有している。

ViaBTC は公式声明で、「ブロック生成による投票は、マイナーのコンセンサスではなく実際にはマイニングプールの一存である。長期的に見ても、ソフトないしハードフォークによってブロックサイズを変更するのはリスクであり、Unlimited に移行すべきだ」と述べた。

「私の考えでは、実行するソフトウェアの決定はマイニングプールの責任であり、マイナー個人や開発者がネットワークに対してアクションを起こすことを待つのは間違っている」 – ViaBTC

Unlimitedの支持者には、「ビットコインジーザス」の異名を持つRoger Ver氏も含まれている。

Classic と Unlimited の支持ノードを加算すると、10%を超えるシェアを持っており、Core のハッシュレートが全体に占める割合は95%を遥かに下回り、84%にとどまっている。リリースまでは一ヶ月近くの猶予はあるものの、Unlimited と Core の間でコンセンサスが取れなければ、SegWitのライブリリースは実現しないだろう。


Image via: coin.dance

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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