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ビットコイン決済プロバイダーであるCubits.grは、ギリシャ政府による資本規制に対向する手段を提供することを目指し、ビットコイン取引所BTCGreeceと提携し17通貨で取引可能なビットコイン決済サービスを提供することを発表した。

Cubitsの焦点は、ギリシャの中小企業のためのクロスボーダー決済だ。同社はビットコインに価値を裏付けられたバウチャーを発行し、POS端末やATMで通貨の受け取りや購入を行うことができる。決済方法にはビットコインの他に、SOFORTやSkrill、OKPayなどを利用し、またSWIFTやSEPAなどのネットワークを利用した資金移動も可能にした。

同社の共同創業者兼CEOであるTim Rehder氏は、声明の中で、「彼らのような人々に選択肢を与えること、それが我々の使命である」と述べ、現在60ユーロの引き出し制限が掛けられているギリシャのような国における、企業のための経済活動の自由を守るための手段を提供したいと語った。

同社では毎週1,000人の登録者と、毎月20万ユーロの取扱高の増加が見られるとし、現在、合計で15,000の登録者数と月間50万回の取引を確認したとRehder氏は語った。

Cubits.grと同様のキャンペーンを行っているプロジェクトには「Spartan Route」があり、このプロジェクトでは個人や輸出業者にフォーカスし、輸出した商品が販売された際の代金をエスクローし、ビットコインに交換して受け渡すソリューションを展開している。

ギリシャの動向については日本からではあまりうかがい知ることができないが、ヨーロッパでは今なお現実の問題として捉えられている。資本規制をビットコインで救うことは、根本的に不可能であるが、ビットコインとギリシャを取り巻くプロジェクトは非常に興味深いところである。最近、資本規制解除に向けたプロセスを開始したい考えであることをツァカロトス財務相が発表したが、不確定要素も多く解決に至るまでにはもうしばしの時間が必要だろう。


参考:cubits.gr

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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