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オーストラリア・タスマニアに位置する人口10万人の小さな都市ローンセストンで、ビットコインによる経済都市圏を構築しようとする計画が稼働しはじめた。

「リアクティベート・ローンセストン」プロジェクトの目的は、企業がビットコインの支払いを豪ドルに変換することなく、ビットコインのみが流通する経済圏を構築することだという。このプロジェクトの発案者であるアダム・ポールトンは、プロジェクトは地元企業による協力、更には政府の承認を受けており、ビットコイン経済都市を実現することで、観光客の誘致ならびに地域の活性化、税収の増益を見込むことができ、世界最先端のビットコイン都市に育て上げることを目指すと語る。

ポールトンはビットコインの更なる盛り上がりを信じ、プロジェクトにかける思いを雄弁に語った。

“Bitcoin is a currency in use in all developed countries in the world and has turned over $20bn in the last 12 months. It’s time Launceston got its share.”
[訳] ビットコインは過去12ヶ月の間に世界中の先進国で200億ドル以上が使われています。今こそ、ローンセストンがそのシェアを得る時です。

また、プロジェクトメンバーは、ビットコインの利点であるコストの安さを前面に押し出し、店舗経営者がビットコインの魅力を理解出来るよう、決済処理サービスを介さない”閉じた仕組み”を考案した。つまり、店舗や企業がビットコイン決済を受け入れることはもちろんのこと、国や自治体に収める税金、公共料金すらもビットコインで支払うことが出来るということだ。これはこのプロジェクトの最大の特徴であり、ローンセストンは、ビットコインエコシステムを実現するための最大規模の実験場となるかもしれない。

尚、オーストラリアでのビットコイン規制は行われておらず、企業によるビットコインの取り扱いを許容している。オーストラリア税務局は、ビットコインに課す税種別を取引によるキャピタルゲイン税と、商品の売買による売上税(州税)と取り決めた。また、オーストラリアではビットコインATMが17台設置されているが、このプロジェクトを始動するにあたり都市周辺にATMの設置を充実させることだろう。

「リアクティベート・ローンセストン」は11月5日の会議をもって始動することとなる。FacebookページTwitterでも発信を行っているので、続報が気になる方はチェックすることをお勧めしたい。また、こういった活動は実は日本でも小規模ながら行われている。「薬院サルー仮想通貨プロジェクト」「平塚ビットコインシティプロジェクト」も要チェックだ。

この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
monacoin:MTn7hiNovBHyN7gjtvD1Hh7W96Zmghp41B
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