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WS000016

米国発の雑誌出版社大手タイム社は今日、Coinbaseタイム社双方からプレスリリースがなされ、タイム誌購読のためにCoinbaseを通じてビットコイン決済を利用できるようになったことが明らかとなった。

タイム社は1923年に創設された歴史ある企業であり、90を超える雑誌を出版、毎月1.3億人の購読者を抱える超大手出版社だ。これまでビットコイン業界ではコンピュータの普及以来急激に力を伸ばしてきた産業、特にインターネット以降に発生したオンライン通販やオンライントレードプラットフォームが目立っていたように見える。

タイム社もまた、オンライン・メディア展開をする企業であるが、ビットコインと出版という組み合わせはこれまであまり見られなかった。(国内ではモナーコインと出版が結びついたモナコミというものがあるが。)タイム社は多くのオンラインメディアにペイウォール(課金モジュール)を設置しており、ビットコインが出版の分野に切り込めたことは、マイクロペイメントの新たな可能性を試す良い機会となるだろう。例えば、ビットコインは100円以下の課金でも受け取る側はロスなく受け取れるため、記事ひとつひとつに従量課金を行うといった新しい販売方法も試すことが出来る。

Coinbaseのブログでは、次のように語られている。

“私たちはこれを、出版業界の理解と新たなビジネスモデルを模索する上で重要なステップであると考えています。マイクロペイメントは例えば、コンテンツへの小額決済が可能であり、コンテンツ制作者やメディア企業のための素晴らしい機会を提供します。私たちは、将来のビットコインアプリケーションとコンテンツを探求するタイム社との提携を楽しみにしています。”

また、タイム社の副社長であるリン・ビガー氏は、声明で次のように語った。

“私たちは常にブランドと消費者が結びつくことを簡単にする方法を模索しています。このパイロットプログラムは、ビットコインユーザーに購読のためのシンプルかつシームレスな支払い方法を提供するでしょう。”

タイム社が今回の発表でビットコイン決済を導入したのは、以下の4つのメディアとなる。ビガー氏は今後の拡大にも積極的であり、近いうちに他のオンラインメディアでの対応が期待できるものと思われる。

デジタル版と印刷版

印刷版のみ

Coinbaseは11月にもウォレットを使った簡易チップサービスを展開しており、今後ビットコインでチップを行うように非常に簡単にコンテンツ課金が出来るサービスが多々出現することだろう。コンテンツ制作者はビットコインの採用を検討してみては如何だろうか?

この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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