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ライドシェアリングのユニコーン、Uberがアルゼンチンにおいてビットコイン決済の受け付けを開始した。地元タクシー組合からの抵抗があったためだ。

アルゼンチン政府はUberを認めておらず、クレジットカード会社に対してUberのアプリに対する決済を停止するよう指示しており、これに対してUberはビットコイン決済を受け付けることでビジネスの継続を図る狙いだ。ブエノスアイレス市においては、ENACOMやカード会社などに対してサービスの利用停止命令を発している。

現在、ブエノスアイレスではUberに対抗すべくタクシー組合のためのアプリ開発を進めている。タクシー組合の反発という点から見れば、日本でも同様の問題が起こっている。自家用車を使った白タク行為が禁じられているため、Uberの普及が阻まれているのが現状だ。Bitcoin LatamとRSK LabsのCEOディエゴ・ザルディバー氏はUberの対応に関して次のように分析している。

「Uberのユーザーは新しいテクノロジー理解度が非常に高く、ビットコインを使った決済方法もすぐに受け入れられるだろう。もしビットコインを使うことへの不安があるとすれば、ビットコインに関して無知なユーザーが抱くものである」

The Latin American Bitcoin Conference (laBITconf)の共同発案者のフランコ・アマティ氏は、アルゼンチンでウーバーが生き残ると予想している。

「多くのユーザーは決済が停止されたからといって、アプリの削除を決断することはないだろう。Xapoのアカウントを作ればすぐに仮想デビットカードが利用できる。カードが届くのを待つ必要もない。」

また、Xapoは今回のアルゼンチンにおけるUberの状況がXapoにとってビジネスを広げるチャンスになるとみている。

「我々が提供するデビットカードを使った支払いが可能になったことで、Uberがアルゼンチンでビジネスを続けることが出来るようになった。これは全てのユーザーとドライバーの勝利であり、かつUber自身とテクノロジーの勝利でもある。またビットコインにとっても嬉しいニュースだ。Uberのような世界のメインストリーム企業がビットコインを使ったビジネスを始める大きな一歩となった」

南アメリカでは経済状況の悪化からビットコインなどの仮想通貨の注目が高まっている。プエルトリコで起きたデフォルトでは8億ドルもの債務の支払いが滞っており、またメキシコの中央銀行は自国通貨のペソの下落に歯止めをかけるために金利の利上げに踏み切った。ザルディバー氏は南アメリカにおける仮想通貨への期待がさらに高まると予想しており、将来的に政府が発行する通貨不安が起きたときの逃げ道になっていると語った。

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