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3月5日、米連邦保安局(USMS)はシルクロードから押収したビットコインの一部である5万BTCを競売にかけた。USMS広報担当であるリンジー・ドナヒューの発表によると、ビットコインを獲得したのは3名(あるは組織)の入札者で、それぞれ2万7000BTC(約9.6億円)、2万BTC(約7.1億円)、3000BTC(約1億円の配分で分けられたとのことだ。

今のところビットコイン関係者による落札報告はitBitからのみ行われており、他の落札者からの表明は見られない。昨年12月に同形式のオークションで4万8000BTCの落札に成功したセカンドマーケット社も、今回の落札は失敗したと述べている。同じく、前回セカンドマーケット社の共同入札に参加し、今回もUSMSオークションに参加したbitFlyerもまた、入札結果についての報告書を公開している。

USMSの保有するビットコインは、以下のアドレスへと送付された。

27,000 BTC : 1DPx2UJtwCQ3N8eGiuDoZSCB7x3rAPWcXw
20,000 BTC : 1EAPKSvouAkFJWr5HuNF6wrz4fCN2FBvaY
3,000 BTC : 1BdmMnKQ417EpUngAnJCYmjYmD9Cud9iZB (itBit)

興味深いのは、落札者が明らかにされていないにもかかわらず、ブロックチェインのトランザクション履歴から、誰が落札に関わっていたかを推測した人物がいることだ。Twitter上で活動する @Numsight は、ビットコインの行方を図示し、Reddit名criswenは27,000BTCを獲得した1DPx***WcXwがCumberland Mining & Materials LLCという企業がアレンジした共同入札であることを特定した。

“27kの勝者はアドレスを再利用していたため、現在、彼らとアドレスを紐付けられています。彼らはこれを拒否するかもしれないが、勝者はCumberland Mining & Materials LLCであると考えられ、恐らくは共同入札を組織しています。ソース:https://twitter.com/Cumberland_BTC/status/553343416839725056

しかし、偶然の可能性も捨てきれないため、これを疑わず完全に信用してしまうのも厳禁だろう。公開鍵の所有者が、それを貼った人物であるとは限らないため、注意も必要だ。 今回のオークションでは、前回より多くの入札が見られた。14の入札者と、34の入札があり、これは前回を上回る活況ぶりだ。第一回が注目されすぎたきらいもあるが、USMSによるビットコイン競売はあと一回分が残されている。回を重ねるごとにビットコインの単価は下降しているが、現在は徐々に回復を見せている。次のビットコインオークションの時にはいくらになっているだろうか。注目したいところだ。

(画像出典:Reddit)

この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
monacoin:MTn7hiNovBHyN7gjtvD1Hh7W96Zmghp41B
bitcoin:1NK8S4ep9ZUZ9H9AmTAfvrCVVAKLbpmi36