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Walter_Isaacson

「フィンテックの到来に関する数多くのハイプがあるが、今のところ、テクノロジーは金融サービスをそれほど’Disrupt’していない。しかし、本物のイノベーションのおかげで、今年にもそれは起こるかもしれない。ビットコインを支えるパブリックなトランザクション・データベース ーーー ブロックチェーンによってだ。」

ウォルター・アイザックソン、『スティーブ・ジョブズ』の著者であり、米アスペン研究所のCEOは、「一般の人々には複雑すぎる」とジョン・マカフィーが指摘したように、ビットコインがマス・アダプションに達するには不可思議な要素が多いと考えている。しかし、アイザックソンはそのコンセプト自体が数多くの新しいサービスを生み出すことに疑いを持っていない。

音楽や記事、ビデオなど、デジタルで生み出されデジタルに配信されるコンテンツの支払いに利用できるプラットフォームレスなデジタルマネーは、彼が長年求めていたことのひとつだ。しかし、アイザックソンはビットコインの「安全」で「即時」に実行できるパブリックデータベースが、そういった「小さな取引」だけでなく、世界のあらゆる取引を変容させる可能性を秘めていると話す。

「Venmoのようなサービスでも、瞬時に他者にお金を送ることができる。しかし、分散型元帳技術はそれを遥かに超えて世界のトランザクションのすべてを変貌させる。」

また、アイザックソンは銀行やスタートアップが現在「プライベート型」の分散型元帳を模索していることについて、「保険会社やブローカー、銀行に取引を認証され、安心を得たいと考える一般人にとって有用だ」と述べ、続けて「コスト削減効果は彼らが採用するに足る理由だろう」とプライベート型のブロックチェーンに対するスタンスを表明した。

アイザックソンは、ブロックチェーンに多くのアプリケーションが生まれることを望んでいる。それはビットコインのアプリケーションだけでなく、ブロックチェーン技術を活用したトランザクションのイノベーションだ。

「ビットコインの居場所はなくならない。しかし、わかりやすいブロックチェーン・ベースのサービスも必要だ。2016年にこれを望むのは時期尚早かもしれないが、こうした技術はインターネットを悩ませるサイバーセキュリティの問題の一部も改善できる可能性がある。」


参考:WSJ:Walter Isaacson on the Coming Wave of Fintech

関連記事:米アスペン研究所CEO:ビットコインは銀行とクレジットカードにとって破壊的な技術だ

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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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