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Bitfinexのアナウンスと同社関係者による情報公開だけでは依然として確定的なことは言えない。だが、同社が失った119,754BTC、およそ71億円に達する損失を補填するために発行しようとしている「BFXコイン」なるものの概要がある程度明らかになってきた。

BFXコインは、ある種の社債だと言える。

同社CFOであるジャンカルロ・デヴァサイニの説明によれば、BFXコインは2ヶ月毎にBitfinexの収益から配当が出される債権的な機能を持つトークンであって、市場で自由に取引でき、また引き出すこともできる。トークンはブロックチェーンベースのプロトコルから発行される予定で、プラットフォームはまだ確定してない。また、既にOmniやCounterparty上で発行されている「BFX Omni」または「BFXBTC」「BFXCOIN」「BFXXBT」といったトークンに関しては、同社の関与を認めておらず、無関係の第三者によるものである可能性が高い。

BFXコインは、1ドル=1BFXとして発行されており、損失をドル建てで換算しユーザー資産に充当する仕組みだ。債権者はBitfinexにログインすることで、自身に割り当てられたBFXコインと、差し引かれた資産の残高を確認できる。またreddit上の報告によれば、必ずしもすべての資産が一律でカットされているわけではないようだ。あるユーザーはBTC以外の資産はカットされず、あるユーザーは36%未満の22%だけがカットされていたと報告している。

BFXコインの売買に関して、同社は2週間以内に売買および引出しが可能になると発表しており、この「配当あり」の債権コインに対する需要と、同社への信頼が試されることになるだろう。デヴァサイニCFO発言のリークによれば、既にPoloniexへの上場も決定しているという。

なお、同社が盗難にあったと主張するトランザクションの一覧はこちらのサイトにリストされており、同社も認めている。ここからわかることは、同社のビットコインは一括で盗まれたわけではなく、複数のマルチシグネチャアドレスからそれぞれ別のアドレスへ、額の大きいものから小さいものへと順番に処理されたことだ。また新たな進展があれば報告していく。


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この記事を書いた人

ざきやま(山崎大輔)
ざきやま(山崎大輔)from Cryptocurrency world
ビットコイン専門記者 BTCN編集長
ブロックチェインの可能性を、知的財産の保護やゲーミングカルチャーへ応用できないかと考えてます。
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