2018.04.11 (Wed) news

レジャーウォレット、ビットコインキャッシュのアップデートで2日間のBCH送金障害が発生

Written by 真田雅幸

仮想通貨のハードウェアウォレットの一つレジャー・ウォレット(Ledger)に不具合が発生し、ユーザーは丸2日、自身の保有するビットコインキャッシュにアクセスできなくなった。レジャーの開発責任者のニコラスバッカ氏によると、ビットコインキャッシュのノードであるBitcoin-ABCへの同期に関するシステムに不具合が発生したという。

レジャーの開発チームは本日14時56分、問題が解消したことを発表した。ユーザーの残高は安全であることも合わせて報告している。

レジャー上の残高が消えたことで不安を抱えたユーザーは、Redditへ障害に関する投稿を行っていた。中にはレジャーに対して不満の声を漏らす者もいた。

レジャーの公式サイトでは、ビットコインキャッシュの障害対応状況が随時アップデートされていた。4月3日にリリースされたBitcoin-ABCの新たなバージョン0.17が原因だったようだ。

復旧には、ビットコインキャッシュのブロックチェーン上の746GBに上る取引情報を新たにダウンロードし直すところから始まった。ダウンロード完了後、レジャーのシステムとの同期作業に入っていた。

ハードウェアウォレットには仮想通貨の秘密鍵が入っており、秘密鍵に紐付いたアドレスを参照することで残高を表示する。今回の不具合は、ビットコインキャッシュのアドレスから残高を参照・表示するレジャー側のバックエンドシステムがノードと同期が取れないことに起因している。

秘密鍵が漏洩したというような類の問題ではなく、ユーザーのビットコインキャッシュは安全に保たれている。アドレスを覚えているユーザーは、ブロックチェーンエクスプローラーを利用することで資産の安全を確認することが可能であった。

今回のレジャーの不具合による価格への影響はなく、先週の終値とほぼ変わらず1BCH=7.0万円で現在推移している。


Ledger


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