2018.05.25 (Fri) news

26歳のエンジニアがAugurを訴訟、166億円相当を請求

Written by 真田雅幸

予測市場プラットフォームを開発するAugurの投資家や開発者が、訴訟を起こされ1.5億ドル(166億円相当)を請求されている。Augurの開発チームは2015年8月、イーサリアムのブロックチェーンチェーンを使ってICOを行い500万ドルの資金調達を行っていた。1.5億ドルの訴訟は、仮想通貨業界では最大だ。

今回訴訟を起こしたのは、Augurプロジェクトの初期に関わっていたMatthew Liston氏だ。訴えられたのは、投資家のJoseph Ball Costello氏、Augur設立者のJack Peterson氏、 Joey Krug氏、Jeremy Gardner氏の4名だ。

Liston氏は、自身がAugurの設立者の一人であり契約の不備によりチームから外されたことや、プロジェクトから正当な見返りを取得できていないことへの不当性を主張している。

訴えられたKrug氏は、今回の訴訟に対して真っ向から対立する姿勢をみせている。

「訴訟で説明されていることは、正確ではない。彼は複数回の支払いを受け取り、同意のもとプロジェクトを去った。彼がこの様な形で戻ってきて我々は驚いている。また彼はGithubへのコミットがなく、共同創業者ではない」

Augurは2015年のICOで880万REPを発行し、価格は0.6ドル以下だった。今年初めには最高値となる1REP=100ドルを記録し、初期の投資家は約200倍の投資益を計上していることになる。

Augurの開発チームは現在15名体制で、開発も進んでいるようだ。7月9日にはメインネットがローンチされ、REPを保有しているユーザーはトークンをイーサリアムのブロックチェーンから移行しなければならない。メインネットのローンチ以降は、イーサリアムのブロックチェーン上のREPは凍結される予定だ。

Augurの現在の価格は1REP=41ドルで時価総額は4.5億ドルとなっている。Liston氏が求めているのは1.5億ドルで、時価総額の約3分の1に達する。

仮想通貨市場ではトークン価格が短期間で数百倍に上昇したプロジェクトが存在するが、ここまでの価格高騰を予想だにしなかった開発者も多くいただろう。今回の訴訟の行方によっては今後、過去に関わった仮想通貨プロジェクトに対して初期の関係者が見返りを要求するような訴訟が他にも発生するかもしれない。


Coindesk


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