2018.05.08 (Tue) market

週間ビットコイン相場 2018/5/8 200日移動平均線をブレイクできず

Written by 真田雅幸

ビットコインの現在の価格は、先週の1BTC=105.0万円から2.7%下落し1BTC=102.1万円となっています。ビットコインは、2週間前の4月24日に200日平均線をブレイクすることができず一旦下落し、今週再度挑戦するも売り圧力に耐えきれず価格を下げています。それでは今週のビットコイン相場を振り返ります。

bitbank.ccのBTC/JPYチャート

重い上値となっている200日移動平均線

現在ビットコインは、上図太い青色の200日移動平均線によって価格の上昇を阻まれています。さらにドル建てでみた場合、200日移動平均線が1BTC=10,000ドルの心理的な売りの壁と重なっていることが突破を一層困難にしています。

一方、価格は200日移動平均線をピッタリとマークしています。突破に失敗した際の下落は徐々に小さくなっており、これが続けば平均線をいずれ突破することになるでしょう。

一般に抵抗線を突破すれば、その抵抗線が支持線に変わるため買いが集まりやすいくなります。ロングする場合は、200日移動平均線の上にストップオーダーを入れることが安全であると考えられます。ショートする場合は、移動平均線の下で大きくレバレッジをかけ移動平均線上で決済されるようにセットするトレード方法が考えられます。

現在ビットコイン相場の短期的なテクニカル分析において、200日移動平均線が最も重要な指標となっています。

ビル・ゲイツ「ビットコインをショートする」

マイクロソフトの共同設立者のビル・ゲイツ氏は、CNBCのインタビューの中で「できるならビットコインをショートする」と発言しました。

「ビットコインは資産クラスとして何も生み出しておらず、価格が上がるといったことを予想するべきではない。とても愚かなセオリーを元にした投資商品だ」

同氏は、ビットコインのみならずICOなどもただの投機の対象であるとみているようです。以前、誕生日に友人からビットコインをプレゼントされたことがあることも明かしていますが、数年前にすでにそれを売却していることを語っています。

投資対象としてのビットコインに否定的なゲイツ氏ですが、ユーザーがデータをシェアし取引を検証するブロックチェーンのアイディアには一定の理解を示しています。

ゲイツ氏と共にインタビューを受けていたバークシャーハサウェイ社の副会長を務めるチャーリー・マンガー氏も、ビットコインには否定的な意見を述べています。

「ビットコインは、スマートなコンピュータサイエンティスト達によって人工的に作られた金のようなものだが、今の世の中が必要としているモノではない」

インド取引所でビットコインに対する駆け込み需要が発生

インドの中央銀行(RBI)は先月、民間銀行に対して仮想通貨取引所へのサービスを停止するように求めていました。7月を目処に銀行からのサービスの停止が予定されており、ユーザーは銀行口座から取引所へ現金を送ることができなくなります。これを受けユーザーの間では、今のうちに現金を仮想通貨へ変えようとする動きが加速しているようです。

仮想通貨取引所BuyUcoinのShivam Thakral氏は、新規ユーザーが増加していることを明かしています。RBIの発表後ビットコインの価格は、1BTC=35万ルピー(約56万円)まで急落していましたが、現在は1BTC=61.8万ルピー(約99万円)まで回復しています。

仮想通貨の日次取引量も急増しており、RBIの要請がユーザーの駆け込み需要を発生させていることは明らかなようです。


CNBC
Reuters


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