2017.07.21 (Fri) news

ビットコインのBIP91シグナル、ロックインへ 分岐か収束か

bitcoin-mining

19日未明よりシグナル期間が始まったBIP91が本日9時に確定、ロックイン期間に入った。予定通りにいけば、23日(日)19時前後に実際のプログラムが動く予定だ。

BIP91は、SegWit(Segregated Witness; BIP141)の有効化に係るしきい値を従来の95%から80%に引き下げ、さらに非SegWitシグナルを発するブロックを無効とみなす。8月1日に予期されたUASF(BIP148)と、本質的には同様の提案だ。

UASFと現行BIP91とで異なるのは、前者がマイナー(採掘者)マイノリティなのに対して、後者がマイナー・マジョリティである点。BIP91はすでに90%近くの計算能力を有していることから、順当にいけばUASFで危惧されていた再編成(Reorg)リスクもない。

しかし順当に行かない可能性もある。元々BIP91はニューヨーク協定(NYA)の中で支持された提案だが、NYAのクライアントである「btc1」を正しく動かしているマイナーがいないのではないかと推測されているのだ。

たとえば、最大手マイニングファームBitmain CEOのJihan Wuは、「btc1を改造し、bit4だけに投票するクライアントを動かしている」と宣言している。bit4だけではBIP91しか有効化することができない。bit1も同時にシグナルしないBitmainは、BIP91チェーンを有効化させつつ、BIP91チェーンではない従来のチェーンを採掘すると言っているのだ。

最悪のシナリオでは、マイナーが非SegWitチェーンとSegWitチェーンのハッシュパワーをコントロールし不安定なネットワークを作り出すことになる。最近発表されたBitcoin Cashハードフォークもあり、BIP91がロックインされたからといってうかうか喜んではいられない状況なのは変わらない。


BIP91
[cpp]
if (!(fVersionBits && fSegbit)) {
return state.DoS(0, error("ConnectBlock(): relayed block must signal for segwit, please upgrade"), REJECT_INVALID, "bad-no-segwit");
}
[/cpp]


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