2017.11.15 (Wed) market

ビットコイン 相場 ウィークリー 2017/11/15 − ビットコインハードフォーク回避

Written by 真田雅幸

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今週はビットコインの価格が大きく下落する展開になり、相場は大きく動きました。ビットコインは9日、1BTC=88万円程で最高値を付けていました。しかし、そこからビットコインの価格は急落し、65万円を下回る場面もみられました。最高値付近から実に25%も価格が下落したことになります。それでは今週の潜在的にビットコインの相場に影響したであろう出来事をピックアップしていきましょう。

スクリーンショット 2017-11-15 10.49.13bitbank.ccのBTC/JPYチャート

Segwit2Xハードフォークが中止(11月9日)

16日に予定されていたビットコインのSwgwit2Xハードフォークは、ハードフォークの計画に関わった主要人物の署名つきで、計画を中止するとの声明が出されました。署名者にはビットコインのマルチシグ・ウォレットを提供するBitGoのマイク・ベルシCEOやビットコインのウォレット及びコールドストレージを提供するXapoのウェンセス・カサーレスCEOの名前がありました。さらに中国の大手マイニングファームBitmainを率いるジハン・ウーCEOとSegwit2Xの開発責任者のジェフ・ガージック氏なども名を連ねました。発表の直後、マーケットは一時的に上昇基調に転じました。しかし、マーケットにハードフォーク中止のニュースが行き渡ると、分岐による2Xハードフォークコインを得るためにビットコインを買っていた層が売りに回ったとみられ、大きく価格は下落しました。(BTCN

ビットコインキャッシュ価格の暴騰(11月12日)

ビットコインキャッシュは週末に大きく価格を上昇させました。12日には一時的に最高値を大きく更新する1BCH=28万円にタッチしました。ビットコインとビットコインキャッシュの今週末の値動きには負の相関関係が強くみられ、 “ビットコインを売ってビットコインキャッシュを買う” という流れがあったものともの見られます。ビットコインとビットコインキャッシュの開発ロードマップは異なるためエンジニア同士の対立がマーケットに色濃く表されたのではないでしょうか。今後も両コインの相関関係には注目かもしれません。

スクリーンショット 2017-11-15 11.22.13bitbank.ccのBCC/JPY(BCH/JPY)チャート

ビットコインキャッシュの価格は操作されていた?

先週の週末にかけてビットコインキャッシュの価格は大きく上昇し、1BCH=8万円が1BCH=20万円付近まで上昇し2倍以上も価格を上げました。一方、この価格上昇は操作されていた可能性があります。以下の画像は、ビットコインキャッシュの現在(10月15日)の取引量を取引所別に表したものです。取引の多くがコリアン・ウォン(KRW)で行われており、韓国の大手取引所のBithumbだけで30%以上を占めています。
          
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さらに以下の画像はビットコインキャッシュの価格が上昇していた時のものです。Bithumbだけで46%を占め、他の韓国の取引所CoinoneとKorbitの取引量を足すと、実に60%近くの取引量が韓国からの取引であったことがわかります。これは大口プレイヤーが韓国の取引所、特にBithumbを利用してビットコインキャッシュ価格をパンプ(上昇)させた可能性が高いように思えます。この価格上昇の波に乗れたトレーダーは、大きな収益を上げたのではないでしょうか。一方、このような状況のマーケットにはリスクも伴います。それは、天井価格が予測できないからです。特に最高値圏では、トレードの指標になる情報が乏しいため大口プレイヤーがいつ売りを出すかのタイミングを読むことはほぼ不可能です。大きな利益には必ずリスクが伴うため十分に気を付けましょう。

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