2017.08.29 (Tue) news

中国最大手家電「美的集団」、IoTでビットコインマイニング 特許も申請

Written by 真田雅幸

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中国の家電メーカー大手、美的集団は、エアコン、洗濯機、冷蔵庫などの家電にマイニング専用チップを埋め込み、自宅からマイニングを可能にする計画を進めているようだ。同社は現在、家電にマイニングチップを埋め込む特許を中華人民共和国国家知識産権局に出願している。

ユーザーはマイニングチップを埋め込まれた家電を使い、マイニング用ネットワークに接続。ネットワーク上でマイニングされたビットコインをクラウド上のウォレットで管理できる。

美的集団は、マイニング・ソフトウェアを起動しても家電の通常機能には影響がないと説明している。マイニングは家電が停止しているときでも可能で、購入者に多少の収入が見込めることで家電に付加価値を付けたい考えだ。

家電を使ったマイニングのアイデアは、21 incとIntelが共同でマイニング専用チップを開発し、マイニング専用ASIC以外の電子機器からマイニングができるようなシステムづくりを目指していた。しかしこのプロジェクトはユーザーに予測した利益を提供できずトーンダウンしていた。

ビットコインのネットワークは、参加ノードが増え、非中央集権化が進めばさらにセキュリティ強度が増す。家電からビットコインネットワークに参加できるようになれば、さらなるネットワークの分散化も見込める。しかし、ビットコインのマイニングには専用のASICを使用することが常識だ。電気消費量を最小限に抑えながら、最も効率よくマイニングすることができる。消費される電気料金が高ければマイニングによる利益は見込めない。マイニング用に開発されていない家電に専用チップを埋め込んだだけで、マイニングするに耐えうる電気効率を出せるかが焦点だ。


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